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ロード・オブ・ザ・ガココ

意味不明なタイトルですよね。
普通に説明すると、「人形供養をするために、ぬいぐるみを寺に持って行った話」です。
先日、人形供養の法要に行ってきたので、その時のお話になります。

今回のタイトルはかの有名なロード・オブ・ザ・リングのパクリ。
ほら、ロード・オブ・ザ・リングも指輪を捨てに行く話(大雑把すぎる説明)なので!

ガココというのはぬいぐるみの名前です。
(命名:中学生の頃の私)
ファンシーな河童のぬいぐるみで、パステルカラーの体にひよこっぽい顔の可愛い奴です。

先日の記事で、プチ断捨離をしているとお伝えしました。

参考記事⬇️

上記の記事で紹介した本や服以外にも、捨てられそうなものは捨てています。
どこからともなく出て来る、コンビニでもらう割り箸やらスプーンやらレジ袋やら。
服を捨てたことで不要になったハンガー。
買ったりもらったりしたはいいけど使用頻度が少なそうなカバン。
そして、マスコットやキーホルダーなどの「可愛い!」という衝動だけで買ってしまったもの。

そんな中、押し入れの中に眠っていたぬいぐるみも処分することにしました。
ものすごく汚れてきてしまって、今にも朽ち果てそうなぬいぐるみ。
このまま押し入れの中に入れておくのも可哀想。
ただ、何十年も大事にとっておいたぬいぐるみなので、燃えるゴミにするにはしのびなく……。

ということで、人形供養を扱っているお寺に持って行く事にしました。
ちょっと家から遠いお寺なのですが、郵送で気軽に処分するよりは罪悪感も薄れます。電車に揺られてちょっとした旅行気分です。

ガココはかなりサイズが大きいので、100均で買った大きな袋でも顔部分が飛び出てしまいました。
目撃した人はギョッとしたかもしれません。

供養する人形等の受付は常に行っているそうですが、今回は法要に参列するため、8時過ぎにお寺へつくように出発しました。
休日の朝の電車は人がいなくて快適でした。こんなに早起きしたの、コロナ前のイベントの時以来です。

ぬいぐるみを預けて受付を済ませ、法要開始時刻までボーッと待機。
9時から法要開始とのことでしたが、8時半過ぎには法要の会場に入れました。参列希望者の人数が多くて、待機所が満員になりそうだったからだと思います。

法要はお焼香をあげた人から帰っていく流れで、私はかなり最初の方で会場を後にしました。
お寺を出た時間を見ると、9時ちょっと過ぎ。
「法要って結構時間かかるのかな? 1時間くらい見ておいた方がいいよね」なんて考えていましたが、全くの杞憂!

基本的にお寺への到着順でお焼香の順番も回ってくるので、法要開始ギリギリとかに到着した人は、もうちょっと時間がかかります。

法要ではガココとの思い出(大したことない)が脳内を巡り、何だか感傷的に。
周りでもすすり泣きの声がして、お人形やぬいぐるみとのお別れを寂しく感じている方は少なくないのだな……なんて思いました。
今まで当たり前のようにいた存在がいなくなるというのは、やはり寂しいものですよね。私の場合はガココを長年押し入れに閉じ込めていたので、お前が言うなよって感じですけど。

法要の後は池袋に移動して、開店直後のサイゼリヤで朝ごはんを食べ、オタク向けのお店で薄い本を購入して帰宅。前々から欲しかった本を購入できて大満足です。

とっても充実した1日でした😊


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