見出し画像

母子手帳と人権(お誕生日おめでとうと言われる時代の子どもとホロスコープ)

1949年以降になって、日本は個人の誕生日が祝われるようになったそうです。
今75歳の方達がお生まれになる以前、ほとんどの日本人はお正月がくると一斉にみんな一つ歳をとる(数え年)というのが一般的な感覚だったのでした。
意外と誕生日の感覚って新しいものなのですね。

そして母子手帳が使われ始めたのは1948年。
戦時中は、徴兵のためにより多く出産させようと制度が整えられる中、生まれた妊産婦手帳と子どもの健康管理のために作られた乳幼児体力手帳が、戦後になり統合されたものなのだそうです。

私がぶらぶら散歩しているときの何気ない思いつき。
「母子手帳を配られるようになってから、日本は人権というものが芽生えたのではないかしら。」
「お誕生日おめでとうと言われるようになったのは、もしかして母子手帳と同じ頃なのではないかしら。」
「生まれた一人ひとりについての感覚が変わるというのは、人権意識というものに大きな影響があるのではないかしら。」という思いつきがもしかして当たっているかもしれないとうれしくなって、今この文章を書いています。

戦前に生まれた子どもは、働き手であり同時に土地を守り家を存続するための担い手でした。
それはそれぞれの人にとって誇りであり、結婚や出産は愛の結晶ではなく自身のプライドと生きる理由だったでしょう。

75歳以上の政治家も多く日本にはいますから、現代との感覚の隔たりは大きいかもしれません。
結婚してからお年寄りに失礼なことを言われビックリした話もよく聞きます。これらは育った社会の当たり前が違うということは大いに言えそうです。

私は星占いを学んだことによって産後の辛さや落ち込みを乗り越えた経験があります。
母子手帳を手に取って、スマホで【ホロスコープ 無料】と検索して自分の子のホロスコープを知ったときに、特別な尊い存在のような、なにか大きな意味ある存在のように感じられました。

そしてそれは私も、あなたも、どんな人も同様にある星の配置なのです。
時計のように何万年もぐるぐると回ってきた星が、生まれたそのときにどこにあるのか?たったそれだけのことだけど、古代の人が意味があるのではと物語を作ったことに現代の私も強く共感を覚えるのです。

この感覚が私は、人権というものではないだろうかと感じます。

私の生まれた場所と時間で算出した星の配置図(ホロスコープ)

星占いと人権?とおかしさを感じる方も多くおられるでしょう。
もともと、身分ある人のためのものだった星占いが時代がすすんで庶民に開かれていったように、人権とは多くの人が持つ当たり前だけど特別な、自分だけが持っている生きがいや生き方を自分らしく達成するための当然のありようなのです。

大きな時代の流れの中にある、たった一人に何かができるわけではないのだけれど、その一人が自分の願いを持って幸せを感じながら、それぞれが満たされて生きることは今の時代なら可能だろうと思います。

現代人は土地のためや家の存続のためには生きられないけど、ちゃんと違った形の生き方は確立されつつあるでしょう。
それぞれが次世代のためになにかを残して(それは出産だけでなく)生きるということは、これからの正しい生き方として、尊重されるべき形なのではないかなと思うのです。
あなたも子どもも、私も我が子も、生まれてきたときにすでに意味と価値を持っているのですから。

ぜひ、お子さんの、またはご自身の母子手帳の出生情報のページを手に取ってご覧になってみてください。
生まれた産院と生年月日が載っていることと思います。

【ホロスコープ 無料】で検索し、母子手帳の情報を入力すると先ほど載せていたような画像が出てきます。
それが、その人だけの生き方や理想や生きがいの物語を示していると西洋占星術ではいわれています。ぜひ少し調べてみてください。より詳しく知りたい際はお尋ねいただけたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?