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かしこの大学受験

大学受験とその結果である大学生活。
反省しながら語ります。

大学受験

-中学高校の情報

私は私立の大学附属の中高一貫校に通ってました。
高校受験せず、中高6年同じ場所で学ぶいわゆる自称進学校的なところです。
とは言っても、1学年で2桁国公立いったら良い方レベルです。附属の大学に行く人が1クラス弱ぐらい。

附属の大学の合格を持っといて、メンタル安定させて、外部受けにいってどうなるかってパターンが主流でした。
ただし、蹴れない学科もあったので、やりたいこととメンタルを天秤にかけてどっちとるかで悩む人多数でした。
附属の大学の学部数があまりないから…理系なんてひとつだけだし。そういうのもあったのかもしれません。

-中3

私は中3の時に大学受験すると腹をくくりました。
理由は数学に目覚めたからです。中3の時の担任が数学の先生で、めっちゃわかりやすいし、高校数学に入った途端楽しくなりました。
数学フィーバーですね!

数学フィーバーで理系しか勝たんってなりまして…
何学部目指そうか?ってなりました。

文系学部の方が楽しそうだったんです。
世の中のことを知るのが好きなので、経済、法、政治は憧れてました。
※ニュースを正しくわかりやすく解釈して解説できる人は今でもすごいなと思いますし、尊敬してます。

でも当時は数学フィーバーです。
数学の次に成績がいい科目…それが美術でした。(我が道を行くのが奇抜な感じで評価されてたようです。)
数学×美術ってなんだろう?……建築だ!
こうして建築系学部を目指すことになりました。

-高1

学年が変わり、高1に。
某国立大学のことを調べているうちに、経済を理系的観点から学べる学科を発見!
「街づくりをマクロな視点でみると経済に繋がるんだよ」って大学の先生っぽい方(?)に言われて…!!これは運命だ!!と感じました。
確かにビル建てるってだけで莫大な量のお金が動きますし、再開発してショッピングモールとかになればもっとお金が動きます。街づくりって経済とこんなにリンクしてるんだって感動した記憶があります。

経済を理系でも学べる!と確信したその時から、そのような学部を目指すようになりました。

予備校に本格的に通い始め、科目別レベル別の授業をとりました。レベルは…なんと!選抜!
え?選抜?ふぇ?

数学の初回授業は今でもよく覚えています。
そのフロアには教室が2部屋あって、片方にはだれもいなかったんです。予備校からもらった紙には誰もいない部屋の部屋番号が記載されていましたが、20人はいるであろう部屋に入りました。
先生が「選抜の子は隣行ってね〜」とアナウンスしたら、3人くらい動きました。
みんな学校帰りに来るから、制服知ってりゃ学校名わかりますよね?移動してきた子の制服みてビックリで…中学受験では御三家レベルの某高校と某国立大学附属…
…え?この子たちと一緒のクラス?
あとからきたのは…また別の某国立大学附属高校の男の子…
3人の高校の偏差値は60は軽くこえるし…え?
出欠をとられ、この4人であることが確定…え?

数学フィーバー加速し、良き友達ができました。
先生とも当然ながらめちゃめちゃ仲良くなりました。タメ口でツッコミし合うみたいな授業でひたすら楽しかったけど、同い年の男子と会話するのは3年ぶりだったので、緊張したのを覚えています。

このメンバーがモチベーションとなり、学校よりも予備校の方が楽しい状態になり、勉強がはかどりました。

-高2

目指す学部が具体的になったところで、ここで1つ問題が…
そのような学部ってシミュレーションをプログラミングで行うのです。(そりゃそうですよね。コストと時間が桁違いすぎます。)
当時、パソコンとか未知の世界…スマホじゃ無理なん?情報の授業で出てきたプログラミング大っ嫌いなんだけど…避けて通れないのかな…?

そう思いながらも勉強し続け…数学以外はかなりジグザグしてて…安定しなくて…要は得意分野と苦手分野がハッキリしたってことです。
得意を維持しながらも苦手克服って想像以上に難しくて…その方法を模索してたら、高2の1年間はそれで終わりました。

国立志望だったから、5教科全てまんべんなくこなさなきゃいけないってのが想像以上に苦戦した記憶があります。維持でもぅ精一杯。

高3になる前に自分の苦手なところがハッキリわかるって、結構良かったなと、今となっては思います。

後期、選択科目で数学Ⅲをとったのです。その先生がホントにわけわからんくて…予備校行って、仲良しな先生待ち伏せして質問してたのを覚えています。
学校の定期テストはいつも赤点スレスレのくせに模試でまあまあな成績とって…高校では不思議な立ち位置でした。
模試の方が範囲広いのになんで?って。マジで“定期テストの問題の出し方がわからない”の一択だったのですが…理解してくれる人は予備校の仲良し先生だけでした。
何を求めてるのかがわからなくて…
序盤の単純な問題をミスらんようにするだけで、文章題は部分点勝負。それで赤点こえてたの逆にすごくないですか!?笑

-高3

高3になって志望校選び。

学びたいことと通いやすさの2つ軸で探しまくりました。
理系って、設備が要るから広い土地が必要で、キャンパス田舎になりがちなんです。でも…情報系だけは…パソコンあればOKみたいなところがあるので都心部にもなくはないって感じです。

なるべくプログラミングを避けてとおれるところ…と思っていざ、受験。

そんな受験シーズンに体調を崩したのです。
腰痛→下半身麻痺一歩手前→吐血→入院
からのセンター本番。結果は全体で5割くらい。数学は7割いったかな?コンディション悪い中ではまぁ上出来かなぁとも思いつつ…満足はいかないですが…うん…受けることができただけでも幸せってレベルでした。

体調が悪い中迎えた受験本番。
国立後期まで粘った結果は…

受かったのは滑り止め3校だけ。

家から1番近いところを選んで、入学しました。

大学生活

劣等感100%でスタートした大学生活。
入学前情報が一切なかったので、入学後ギャップが逆になくて良かったかも…?

やっぱり運命ってあるのかな
そう感じるくらい、この大学で良かったと思います。

偏差値は低めで、世間的にみたらバカだと思われるのかもしれないけど、居心地良かったし、技術を学ぶことができたのが一番大きいなと感じます。

資格は、座学勉強中なのと、プログラミングもまだまだ未熟だから受けるに至ってなくて、結果という形にはなってないけど…いつかは必ず…!

そんな大学ももう卒業ですよ!?
色々あったけど、ホントにこの大学で良かった!
そう思うことができて嬉しいです😊

受験期の私、よく頑張ったね!ありがとう!