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柏木公宰のエッセイ 第五十六回「嫌なことがあったら忘れる努力」

最近仕事先などで嫌なことや嫌な奴に絡まれることが多い。

正直ほっておいてほしいのだが、嫌なことはなかなか回避できないし嫌な奴は長い人生必ず目の前に現れる。

そういう時は好きなものを食べたり遊んだりして気を紛らわす。

それでもムカつくようであれば誰かに愚痴を言う。

でも愚痴をいう事は本当はよくないような気がする。

愚痴を言って最初は発散されるが、後々になって腸が煮えくり返る。

なんなら愚痴を言った前よりも余計に憎悪が増す。

また、愚痴をいう事により友人等に嫌な思いをさせてしまうのだから、正直大人になってからの愚痴は使いづらいのがある。


ではどうすればいいのか・・

忘れる努力をするしかないのです・・。

「嫌な事」や「嫌な奴」というのは自分の頭の中に置いていても何の得もないのです。

もちろん成長や次回につなげるという意味での「辛かった思い」や「失敗」等は少しは覚えておいたほうがいいかもしれません。

でも腹が立ちすぎて自分の感情がコントロールできなくなるレベルの「嫌な事」や「嫌な奴」なんてのは、はっきり言って覚えておく必要がないと思うのでさっさと忘れた方がいいのです。

ただ忘れるという行為は意外と難しくて、自分が思い出したくない事ほどずっと覚えてる。

だからただひたすら訓練するしかない。

「そういえば昨日は本当むかついたな・・」と頭に過ったら「・・昨日なんかあったっけ・・?」と無理やり忘れるようにする。

「あいつ本当むかつく・・」と思って相手の顔が浮かんでも「あの人だれだっけ・・?」とそいつ自体の存在を頭の中から消す。

地道に忘れる努力をし続ければ「嫌な事」や「嫌な奴」から解放される・・はず。

自分にはやることが沢山ある。しょーもない事に振り回されてる時間がもったいない。


でもストレスはためないように、気分転換や吐き出すことも必要だということは忘れずにね。

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