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スウェーデン渡航記③(~2019/09/01)

はい!トビタテ10期で#お天気お兄さん のかしゃいです。

今までは序章ということで、今日からが本格的なスウェーデン渡航記となります。到着してからほぼ2週間が過ぎましたが、この2週間はまさに「激動」の言葉に尽きます。

衣食住を含めて、周りが外国人だらけの環境。トビタテでの言葉を用いるならまさにこの状況が「マイノリティ体験」です。

そして2週間の様々な手続きを経て、ようやくnoteを更新できる時間を作れたのですが、日本と北欧スウェーデンの違いを簡潔に述べていきます!

①スウェーデン:圧倒的な「キャッシュレス社会」
②スウェーデン:外国人や社会的マイノリティの人達に対して非常に寛容
③日本:清潔さ、便利さ、安全さでは世界トップクラス

この3つが挙げられます。
まず、スウェーデン:圧倒的な「キャッシュレス社会」についてですが、
スウェーデンに来てからほとんど現金を触っていません。スーパーマーケットや鉄道なら日本でもありますが、地方のバスから屋台、そして学生主催イベントの支払いまでもがクレジットカードで行われます。それがゆえに一度クレジットのネットワークトラブルなどが起こると大混乱になるそうですが・・・
とはいえ、自分の資金を一括管理できる便利さを享受しています。

次に、スウェーデン:外国人や社会的マイノリティの人達に対して非常に寛容についてです。日本はそもそも島国で、国民性としても外国人に対して比較的オープンでないことが多いのは承知の上で、スウェーデンは全くの別世界でした。日本では、少しずつフェミニストやLGBTQといった社会的マイノリティの方々に対しての認知が広がっていますが、まだ社会に完全に溶け込めている段階にはないのかなと私自身は感じていました。しかし、スウェーデンではStockholm PrideなどのLGBTQ活動であったり、VeganやVegetarianへの社会的配慮が行き届いているなと感じます。これについてはもう少し知見を広げてから別で書こうと思います!さらに、スウェーデン人の方々は、自分がスーパーのスウェーデン語表記に困っているときも、基本的に快く「○○するにはこれが使いやすいよ!」とか教えてくださり、スウェーデンでは外国人の自分も生きやすく感じます。

最後に、日本:清潔さ、便利さ、安全さでは世界トップクラスについてです。
当たり前のようにウォシュレットがあり定期的に清掃されている。宅急便が時間指定して届く。100均のような何でも屋さんが点在する。物を落としても誰かが交番に届けてくれて手元に返ってくる。こんなことはスウェーデンではほぼありません!笑 スウェーデンでもトップクラスに安全な街ルンドでも、交番は16時に閉まり、スリや窃盗は横行しているとのことです。(大学構内でもです!)実際に自分も着いて6日目に鍵をかけておいたにも関わらず自転車が盗難に遭いました。さらに、家に届く大きな荷物は問答無用で近くのスーパーに送られるのでパスポートなどの身分証を持って取りにいかないといけません。受け取りは20時までだそうですし。

よく言われますが、長期留学を通して(まだ過ごしている時期は短期ですが)海外に住んで日本の良いところ、悪いところを肌で実感する経験となっています。3年前にイギリスのCambridgeに1ヶ月行っていましたが、周りが日本人でしたし、学校で学びながらも楽しいイギリス生活を送ったといった感じでした。今回は正規の修士の学生として、自分でコミュニティを構築し広げていく段階なので、上記のようなことをより強く感じる経験になっているのかなと思います。

さて明日からついに授業が始まります。どこまで太刀打ちできるのか。自分を試す絶好の機会と捉えて、一歩ずつ前進して生きたいです。それでは今回はこんなところで・・・




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