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スキップとローファーを見て学生時代を回顧する話

この度ね マブに人生相談をしたら
「スキップとローファー」を勧められたので
アマプラでアニメ全話見たんですけど ま〜〜〜〜〜〜〜琴線に触れた
ので感想を書いたら かなりパーソナリティに触れた感じになったので
ふせったーに閉じとくのももったいなく感じ こちらに持ってきました

宝物みたいにキラキラしたひとたちの
キラキラした時間を詰め込んだお話だなあと思いました


何はともあれみつみちゃん

みつみちゃん 周りの張り詰めた何かをスッとほどいていってくれますよね 
小さい失敗はいっぱいしていくんだけど、本当〜に大事なところはちゃんと間違えないんですよね そういうところです
みつみちゃんが小さくすれ違っては、
そのすれ違いに対してちゃんと立ち向かっていって
友情レベルが上がっていく度ににこ…となってしまうよ
この作品、”人間”の解像度が高すぎやしませんこと?

作品の雰囲気の話

私こういうフワッとした青春群像劇みたいな作品、しゃらくせ〜と思ってなんか斜に構えてしまって
どうせフィクションだから現実離れした綺麗なだけの世界が書かれるんだろう、と思って 真面目に見られないんですけど
ちょっと最近思うところがあり スキローは1話から真面目に見ていたんですね
”人間”の解像度が高くてびっくりしています 結果12話まで食い入るように見ました
どうしても斜に構えて見てしまっていた私がなぜ真面目に見られたのか
この作品がそうさせるのか 私が偶然真面目に見ていたからなのか 私の着目点が変わったのかはわかりませんが
かなりいろいろなことを考えなから12話分のんびり視聴させていただきました おもろい!

どうせフィクションだから現実離れした綺麗な世界が書かれるんだろう、と思っていたところは
きれいな世界は確かにそれはそうなんだけど、様々な仄暗い感情、醜い人間らしさ、人間関係の軋轢を十分に差し込んだうえで、なるべくしてなった奇跡のような綺麗な世界なので 説得力があって ちゃんと毎話腹落ちさせてくるのがすごい むず痒くならない
フィクションなんだけどかなりリアリティがある 共感度MAXのスクールライフ・コメディたぁよく言ったもんだ

やっぱりミカちゃん

やっぱりどうしてもミカちゃんを抱きしめてえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜;;;;;
視聴者の感情移入枠はみつみちゃんよりもミカちゃんなのではないか?
ミカちゃんが一番現代日本における人間の人間らしいところを持っていて、そこを上手く描いていると思うのだが
これは人によって感情移入キャラが違かったりするのかな
いやね
ゆづきちゃん、聡介くん、まこっちゃん辺りに感情移入することもある この辺も高頻度でわかる〜〜〜となる
が 感情移入の共感レベルがミカちゃんが一番つよくって〜〜〜・・・・;;;;;;;オオヨシ…
今丁度5話を流しているので引用するが 「志摩くんに無いものを、ああいう子が持っていたりするのかな」って つまり
「ああいう子が持っていたりするものを、やっぱり自分は持っていないんだな」を言外に示しているような感じがするよね
そういうのってさ いくら自分が努力してても得られなかったものだったりして 
悔しくて情けなくて惨めでやるせなかったりするんだが それでやっぱり自分は選ばれないんだと思ってしまうわけなんだが
ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;;;抱きしめたいよミカちゃん…

あとナオちゃんと演劇部部長が推しね 何も言うまい

学生時代の自分を顧みる

これは10〜12話辺りの文化祭パートを見ながら考えていたことですが
こういう「THE・青春」みたいなことを言うひとたちを私は忌避してきたん です よね…
なんか 上っ面だけの綺麗事という感じがしていて…
夏休み明け久々に会ったぐらいで10年ぶりの再会のように奇声を上げてはしゃぐ人たちには うるせえなと思っていたし
十分本人も周囲も頑張ったのに「結果を見て私が至らなくて;;」とか言って悲しがる人には そんな悲しがられると十分頑張った自分にも周りにも失礼じゃん、悲しがりたいだけか? とか思っていたし
やっぱうちらのクラス仲良いよね〜!と何かにつけて言うひとには 私はそんな仲良いと思ってないよ、綺麗事を…だったし
やるからには本気でやるよ!て言うイベント代表の生徒には なんかどこか冷めた目で見ていたな
今見ると斜に構えていて心配になりますね うるせえなは未だにうるせえなと思いますけど
悲しがっている人には 悔しかったんだと思うから おかげでめっちゃ楽しかったよ!て声かけてあげればよかったし
綺麗事を…だったのは まあ綺麗事なのは事実だが 自分が馴染めてないと思っているから恨み言を言っているわけだったりするし 本気でやるよ!の生徒を冷めた目で見ていたのは 普段勉強真面目にやってないくせにな…ていうのがありましたね(※実業校でした)
まあ普段勉強真面目にやっていなかったとしてもイベントを真面目にやってはいけないことはないですからね むしろイベントごとでも真面目にやろうと思えることがあるのは良いことではないか
と、10年経過した今見ると思うんですけどね 難儀ですね
寂しかったんだねえ 自分もね あの時色々ありましたから

でもスキローでみつみちゃん視点で同じ光景を見ると、みつみちゃんが頑張って走り回っているからなのか それが報われた感じがし
というか本当に参加しているみんなが楽しそうで本気だから
良かったねえ、楽しかったねえ という気持ちになり微笑んでしまうね見てる側も楽しかったよお!
これもスキローという作品だからそうさせるのか、私の着眼点が変わったからかはわかりません
まあそもそもつばめ西高校は私の学校とは違うからねえ フィクションと現実を同一視するほうがナンセンスかも

人間としての自分も顧みる

冒頭で私は みつみちゃんが周りと友情レベルを上げていく度に微笑ましくなっていたが
それと同時に 私もいつでも何でも話せる幼馴染がほしかったなあ とか 私はここで勇気出せないんだよなあ とか
東京ってやっぱり素敵な人たちがいっぱいいるな〜 とか みつみちゃんは元々地元でもちゃんと人間やれてて 周りと馴染めていてえらいよう とか
思ったり でも これって 単に自分にないものねだりだったりして
オウオウオウオウフィクションだぞ、と思って自制するんですが
やっぱりこれをもう少し早くできていたら、と思わなくもないです 人間関係を茶化しすぎたのかも
なんででしょう 何よりも寂しがりなくせにねえ でも多分 茶化していた自覚もないんだよな
茶化していたってよりなんか 笑ってほしくておどけていたやつが、ちかい
家が真剣な雰囲気を出されると悲しいっぽい話ばっかりだったから
真剣な話=悲しい話 だからおどけてその人に笑ってほしくって
ちょっと待ってくださいよ 少なくとも私がこれを思っていたのは保育所の頃からですが
そんな1桁歳の頃からそれやってたのかよ 顔色伺って演じ過ぎだよ 
そりゃ人間わかんなくなるよ🎶
マでも長女って結構そういうとこ ありますよね ありますよね…!?
アダルトチルドレンのピエロです(自己紹介)
あと 真剣な話=自分は悲しくないけど悲しくならないといけない話
でもあったから
「真剣な雰囲気を出す」=「本当はそう思っていないのにそういう雰囲気を出している」という誤認があって
友達とかに対しても「本当に真剣になっているんじゃなくて、真剣っぽい雰囲気を出して同化をしてほしいだけ」という風に誤って捉えてしまい
その結果、「どうせ雰囲気だけの上っ面だから」と茶化してしまっていたかも
これは小学生の頃からの話です こじらせているな…

青い温度の正体

スキロー 私は男女の友情を信じている(夢を見ている)タイプなので
みつみちゃんと聡介くんが本当に友達のままでいてくれたら嬉しいなあと思うと同時に こういう友達みたいなHLオタクでもあるので
青い温度の正体が恋、だと、したら〜 に思いを馳せています ク〜〜〜〜〜〜〜〜
どっちに転んでもわたしは嬉しくなってしまうと思うな!!!
えへへ かわいいたち

私もこんな高校生活送ってみたかったなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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