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羅針盤に込めた思い

みなさん、こんにちはー。
企画書提出を目指して奔走中の青山です。

第1回全体MTGで35回夏セミのテーマ「羅針盤」を発表しましたが、今日は羅針盤に込めた思いと決定までの裏側について書いてみようと思います。

各回ごとでテーマを打ち出すというのは2?回頃からある文化なんですが、これは代々実長が決めることになってまして、引継ぎ資料には

実行委員長の最大の仕事の1つです(大げさ)。どんな夏セミにしたいのかを自問自答して自分ならではの答えを見つけましょう。それを上手に言葉で表せればOKです。

って書いてあります。

実長を彩さんから引き継ぐことが決まってから、さてどうしようということで悩みに悩みました。

             ~歴代のテーマ~
28th Catalyst
29th みちしるべ
30th 原点
31st わ
32nd HOME
33rd WAVE
34th Dream

               歴代のテーマはこんな感じ↑              
32~34回はカッコいい英語 なんかカッコいい横文字ないかな~とか     
国語辞典とか英語の辞書開いてなんかイイやつないか探そうかとか      
迷走しかけたりもしたのはヒミツ。             

ようやくこれで行こうっ!と決断して、コアのみんなに発表したのは9/25の第2回コアMTG。かれこれ2か月半ほど悩んでました。

迷走しかけたりもしつつ、なぜ最終的に羅針盤というワードが頭に浮かんできたのか。振り返ってみると、1冊の本がきっかけだった気がします。

去年、34回スタッフ向けにリーダーシップのWSをしていただいた
徳田嘉仁先生がおススメしてくださった本「リーダーシップの旅」
かれこれ1年くらい積読状態でしたが、
34回夏セミ終了後に 今が読み時だ! と思い立って読みました。

(本の中身の話をし出すと終わらないのでそれは一旦置いといて、、、)

夏セミスタッフというチームのことや
自分の夏セミとの出会いや夏セミで学んだこと、今に至るまでの物語
35回夏セミで、自分はどんな実長でいたいか
これから作り上げていく35回目の夏セミはどんなものにしたいのか
夏セミって何なのか

いろんなことに思いを巡らしながらこの本を読みました。

この本を読み終わって、余韻に浸りつつ考えたことを

以下、何 語ってんだって内容になりますが…

恥ずかしげを捨てて綴ってみると、


人生とは旅である みたいな名言 どこかで聞いたことあると思います。

その旅に喩えられたりする人生において転機となるのは、
人との出会いであったり、何かイベントへの参加であったり
何かに挑戦した経験であったり、一人で泣いた夜だったりで、

その転機というのは
明確に自分で意思決定をしてもたらされたものであるときもあれば、
振り返ってみるとあれが転機だったなと思うような、何かそれが現在進行形で進んでいるときには気づかなかったけれど後になって気づくみたいなものもある。

人生における転機は、その後の人生の行き先、人生という旅の進路や旅の中で辿りつくことのできる到達地点、見ることのできる景色を左右している。

自分自身や、
夏セミで出会って今も繋がっている仲間や先輩、
セッションで一緒にグループワークをした参加者
企画でファシとして関わった参加者
懇親会で語り合った参加者

のことを思い浮かべると大きかれ小さかれ、夏セミは誰もにとって転機となる場なんだろうなと。

夏セミに参加したことで、新たな学びや出会いがあって、夢が見つかったり、新たなキャリアの選択肢を知ったり、漠然と興味関心が湧き上がる自分に気づいたり、スタッフやる中で熱い自分を見つけたり、

それは旅において
地図になかった新たな行き先が定まることであったり、予定にない絶景を見ることができる体験であったり、後の到着地点を変えるような進路変更のはじまりであったり、かけがえのない旅仲間と出会えることだったり…

「夏セミとは何か、どんな夏セミにしたいのか」

という問いへ、自分なりに答えるとするなら

夏セミは、
人生という旅の行き先を示す羅針盤(コンパス)の針の指す向きを
いい意味で変えてしまうような可能性を秘めている場


ともに学び、ともに語らい
そこで得たもの、過ごした時間が

必ずしも今すぐでなくても
原点となるような大切なものとなったり、
迷ったときに道しるべとなってくれたり、
Dreamへと通ずるきっかけとなったり
誰かの人生に大きかれ小さかれ影響を与えられる
そんな夏セミという場を35回でも作り上げたい。


そして
夏セミを、
家庭医療・総合診療というものを、
一人でも多くの人に届けられるようなBig WAVEを巻き起こしたい。

これが僕なりの答えでした。


長くなってしまいますが、もう少し具体的に、
旅の途中で夏セミに立ち寄ってくれた参加者の様子を思い描くなら、

「私、将来家庭医になりたい!私の進むべき道はこれだ。自分に合ってる!」
「自分は総合診療医になるかはわからないけど、家庭医療学っていうものはもっと深く学んでみたいな~」
「今まで診療所での家庭医の働き方に興味があったけど病院総合診療医の方やアカデミックGPの方にもちょっと興味出てきたな。」
「医学生の人と学ぶ機会、大学では全然ないけど、こういうマインドを大事に家庭医療・総合診療というものを学んでいる人もいるんだ。将来一緒に働けたらいいな。この世界なんだか好き。」
「MTEであのレジェンドの先生とお話したときに掛けてもらった言葉が忘れられない。あの言葉を胸にこれから頑張ろう!」
「夏セミに参加してこんなに全国に知り合いが増えて視野が広がって、なんだか自分も挑戦してみたい気分になってきた。」

羅針盤の針が指す方向が動いた瞬間             

こんな↑声が夏セミが終わる頃に参加者から聞こえてきたら嬉しいな。

もう少し先の未来で、
僕らが直接この声を聞く機会は少ないかもしれないけれど、

「振り返ってみると、夏セミにあのとき参加したことが明確に人生の転機になったな。」
「自分は小児科医になったけど、学生時代夏セミで学んだことって今もなんだか生きてる気がする。」
「そういえば、今も仲いいあの人、お世話になってるあの人との最初の出会いは夏セミだったな~」
「こんなにも熱量もってスタッフで、学生時代、夏セミに多くの時間を費やすとは思ってもなかったな。でもいい時間だった。」

そんな風に思ってもらえるような夏セミという場を作りたい。


随分長くなりましたが、
こんな思いを込めて生まれたのが35回夏セミテーマ「羅針盤」です。

夜な夜な書いてたら3000文字近くになっちゃいました。
ここまで読んでくれた方いたら、ありがとうございます。

羅針盤に込めた思いが、伝わっていたらいいな。
今すぐでなくても、スタッフをやっていく中で、少しずつ伝わっていって、全員で最終的に見たい景色(ゴール)を共有して進んでいけたらいいなと思っています。




今回はテーマ「羅針盤」に込めた思いについて書きましたが、
前回彩さんが書いてくれた

の続編として
夏セミの羅針盤作成の裏側とVision、Mission、Values、Spiritに込めた思い
みたいなnoteも書こうと思っているのでお楽しみに。

では今回はこの辺で!

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