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虎の巻→夏セミの羅針盤

こんにちは。
今年は副実行委員長を務めることになりました、宇高あやです。
まずはみなさん、第1回全体ミーティングお疲れ様でした^_^

ミーティングで流れていた青山くん作の動画、ご覧になりましたか?
(夏セミの歴史を感じる感動的な動画です!まだの方は、是非!)

今日は2:53から登場している、虎の巻改め「夏セミの羅針盤」についてお話ししようと思います。

始まり

遡ること2021年、第33回のスタッフ反省会の時のこと。
夏セミには3日間通して数多くの企画、セッションが用意されますが、それぞれの局の連携が取れておらず夏セミ全体のつながりを生み出せていない、という意見が上がりました。

それぞれのスタッフの思い思いを大切に、自由に、コンテンツが作られていたためです。
その一方で、全体目標が曖昧で
夏セミに参加するすべての人へ3日間をかけて何を届けたいのか?
夏セミの成功とはなにか?
についてスタッフの認識が統一されていませんでした。

ちなみに、34回で用意されていた企画はなんと19個!
こんなにたくさんあれば、関わる人も少なくはない…
3日間で一つのものとして提供するのは、簡単なことではない…

Vision/Mission/Value

そこで各企画・セッションの開催される目的、立ち位置をまとめ、役割を明確にして、一体感を生み出そう、
そのためにまずは全体の統一目標、夏セミの目指すものとは?から言葉にするため、最初は34回の副実行委員長と3人でVision、Mission、Valueを考えました。

夏セミはどのような未来を作りたいのか?
そのためにはどんなことができるのか?
準備を進めるうえでどのような価値観を大切にしたいのか?

本当に多くの時間をかけて考えました。
最終的には

将来総合診療、家庭医療に携わる人はもちろん、この領域を理解する人を増やしたい


というVisionを設定しました。
言葉にしてスタッフ、参加者へ、夏セミの目指す成功の形を伝えられたことは大きな一歩でした。

(HPやしおりにも掲載されていたのは、その完成版です)

そこから、小さなレベルへ落とし込み、各企画・セッションが果たす役割について考えていきました。

これも、夏セミが目指す未来を創るためにはどんなコンテンツを用意するとよいのか、各企画・セッションの役割について言語化し、関わるスタッフに伝えていきました。

1日目から3日まで、初学者も上級者も、学びや交流を届けられるよう、想いを込めて各スタッフが作りあげ、そして多くの人に参加してもらえるよう、広報も全力を捧げ、当日みんなで迎えたのが、第34回の夏セミです。

見覚えのあるチェックシートですね。
みなさん、チェックをつけながら参加できましたか??

そして1年後

8月末ごろにセッション・企画ごとに反省会が行われるのですが、そのころ嬉しいお知らせが届きました。

「今年の企画は初日企画から特別企画、そして最終日企画とつながっていて一貫性があって良かったという意見がスタッフからも先生からも出ました!
虎の巻をもとに「初日企画では家庭医療学の『き』」という指針があったことで、とても行いやすかったそうです👍」

明確な目的をもったチームが発揮する威力は素晴らしいものだな、と改めて感じることができたメッセージでした。

第35回は…

9月の1か月間、去年作成したものから、バージョンアップしました。

少しでも身近に感じてもらえるよう、スタッフとしてどうありたいかを考える「Spirit」も設け、
名称も秘伝感がある「虎の巻」から「夏セミの羅針盤」に変更しました。

まとめ

最後に改めて伝えたいことは、これから3つの局に分かれていきますが、集中してそれぞれの仕事を準備をする分、

3日間の統一感を生み出すことは難しくなるということです。

特に各局、はじめは「さあ、どんな内容にしよう?」という話し合いです。
もちろん局長はじめ、コアで気を遣っていきますが、

今年からスタッフをやるという方にもぜひ、
夏セミの作りたい未来「Vision」に立ち返る

という過程を踏みながら、みんなで準備を進めていくことができたら、きっと素晴らしい夏セミが待っているはずです!

3日間という壮大なイベントを作り上げるため、10ヶ月という長い時間をかけて準備していきます。
スタッフ51名で、一つのチームとして夏セミの成功に向かって突き進みたいと思っています。
私も夏セミ貢献できるよう、今年も一生懸命頑張ります!
一緒に最後まで駆け抜けましょう!


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