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『犬王』映画感想。


素晴らしいショーを観ているような気持ちになれる、嵐のように巻き込んでくれる素敵なパンクロック映画だった。
一つ一つのの構図がダイナミックで、なんてことない展開のシーンでも常にハラハラドキドキさせてくれる。

松本大洋の線が細いが躍動感のあるキャラ造形と、こってりとした世界観との相性が抜群に良い。
胃もたれしない新感覚のおしゃれハンバーガーを食したような感動がある。

マッドマックス怒りのデスロードやガーディアンズオブギャラクシーのような、何度も観たくなるタイプの映画でした。

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