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火星ナツミ
2021年6月24日 21:51
誰の目にも映らない私にはそもそも居場所なんてない挨拶は私の目の前を通り過ぎる交錯する人と人の声少しだけ心が痛むその痛みはどんどん増幅し、私を蝕んでゆくレースのように透けてしまった私は人々の生活のの背景となり呼吸するための器官さえもう残っていない息ができない日常はこうやって形成させれゆく私は透明人間痛みだけが私が私であることの証明