週刊少年ジャンプ2018年43号まとめ
みなさんこんにちは。今週のジャンプ、読みました?
2018年9月22日(土曜日)発売の週刊少年ジャンプ43号は、待ちに待った『HUNTERxHUNTER』の連載再開です!混迷を極める王位継承戦、そして旅団の暗躍はどうなるのか。目が離せませんね。
今週の表紙巻頭カラーは人気爆発中の『呪術廻戦』。それにしてもこの表紙、イイと思いませんか?少年漫画の王道と邪道の要素を併せ持つこの作品の魅力がすごく表れていると思います。
私が今週の読者アンケートに投票したのは、
1『ONE PIECE』
2『呪術廻戦』
3『アクタージュ act-age』
の三作品です。
麦わらのルフィが圧政を相手に立ち回る展開は『ONE PIECE』でお馴染みですが、ワノ国編の「ルフィ太郎」というネーミングはこの勧善懲悪ドラマをシンプルに際立てているように思えます。今週の引きで触れられた「亡霊」とは一体どういうことなのでしょうか。
『呪術廻戦』は先週に引き続き殺意を露わにした虎杖が凄絶に描かれています。駆け引きの緻密さと臨場感のある戦闘描写もたまりません。そして出版物としてはマイナスになりかねないほどの暴力描写ですが、呪いというテーマの実態を描いた前回のエピソードによって説得力を得ているように思えます。毎週の急展開ぶりも目が離せませんね。
「舞台編」の佳境に差し掛かった『アクタージュ act-age』は引退する巌監督の秘密が明かされます。星アキラたち共演者の思惑も交差して、舞台に携わる者の群像劇はこの先どのように進むのでしょうか。
今週アンケートに投票した他に気になった作品は新連載第2回の『ジモトがジャパン』です。
先週第1回を見た時は「なんだコレ?」という感じでしたが、今回は地元ネタに笑ってしまいました。埼玉県の市名ネタの「あるある感」は最高ですね。それにギャグのメリハリも効いてて良いです。具体的にはジャパンが「意外に凛と泣く」ページとか、わけのわからないパロディキャラの「マスラオ」が登場する場面ですね。キャラクターの顔が出てくるだけでクスッときます。
そしてこの漫画、人物のパース等は正確ではないものの、構図がめちゃめちゃ良いと思います。例えば主人公二人が構える最初のページの構図からは、作者のジャンプ漫画大好きな感じが滲み出ています。そして「”埼玉拳”が…キバを剥くぞ!!」から”ケツだけ殺法”が炸裂するページは勢いがあって、メリハリも効いて、しかもギャグとしてのインパクトもある、すごい絵ですね。『ジモトがジャパン』にはこの先も期待しています。
以上、今週のジャンプまとめでした。
次号のジャンプ44号は、2018年10月1日(月曜日)発売です。
また来週お会いしましょう。