海外居住でも親孝行、孫孝行をしたい
こんにちは。
昨年からアメリカ・カリフォルニア州で生活しています。
今回は、わたしが海外居住で親孝行・孫孝行として行なっていることをお話しします。
高齢者にとっての2、3年
わたしは夫の海外駐在についていくと決めたとき、まず心配だったのは自分の生活や仕事です。
しかし、もう一つ気になっていたのが祖母のことでした。
わたしは祖母が二人、健在です。
二人は80歳台後半で、元気です。
ただ、最近認知症が進んできたり、歩くことに不自由になったりしています。
体調不良で入院すると、急に足腰が動かなくなる。
親族でも、しばらく会わないと忘れるかもしれない。
そういうお年頃です。
駐在期間は2年と聞いたけど、
80歳を超えた人たちにとっての数年って大きいだろうなと考えていました。
日本でできて、アメリカでできないこと
スマホ1つで世界中と繋がれるこの時代です。
アメリカだから、と制限されることはなさそうですよね。
しかし、価格設定的に、日常的にできないことはいくつかあります。
まず、気軽に会いに行くこと。
これは想像がつきますね。
そして、気軽に電話すること。
Wi-Fiに慣れていれば、LINEなどのアプリで電話ができます。
一方で国際電話、Wi-FiなしのLINE電話は高すぎます。
どうすれば『わたしは元気、あなたも元気でね』を伝え続けられるのか?
次の項からは、電子メッセージ以外の、海外でもできる親/孫孝行をご紹介します。
海外居住ならではの孝行①直筆の手紙やポストカードを書く
これは最も原始的ですが、やはり効果があります。
祖父母世代におすすめです。
タイプされたメッセージでも気持ちは伝わりますが、手書きの文字はもっと気持ちが伝わります。
封筒&便箋でしっかり内容を書いてもいいし、ポストカードの小さな欄に3、4文を添えるだけでもいいです。
また、ポストカードだと"モノ"として飾れるので、目に入りやすいです。
郵便物がエアメールで届くことで、受け取った側は特別感が生まれます。
ご近所さんに自慢した、と喜んでもらえました。
海外居住ならではの孝行②生活感のある写真・動画共有をする
わたしたちは渡米してから数ヶ月で赤ちゃんが誕生し、二つの新生活を送っています。
日本にいる側からすれば、アメリカは遠く、生活のイメージがつきません。
イメージがつかないと、話のタネが作れず、なんとなく疎遠になってしまいます。
そこで、アプリで写真と動画を共有して、アメリカの日常を発信しています。
こちらは親世代におすすめです。
子育て世代の認知度バツグンなのはミテネなどの写真/動画共有アプリです。
身内でグループをつくり、そのプラットフォームに写真や動画を投稿していきます。
使ってみて、これはとても便利。
わざわざそれぞれの家族に送らなくても、勝手にみてくれて、喜んでくれます。
海外居住ならではの孝行③贈り物をおねだりする
日本から海外へ、小包一つ送るのもびっくりするようなコストがかかります。
だから贈り物は遠慮してしまいます。
しかし、いまは便利な時代です。
Amazonで倉庫→海外発送にすれば、小包を地元から送るより安価になることがあります。
我が家は赤ちゃんが生まれましたが、
一時帰国はしばら〜く先でした。
わたしの両親が『何か簡単にプレゼントしたい』と言ってくれたので、赤ちゃん用のくつ下をプレゼントしてもらいました。
届いたくつ下を赤ちゃんに履かせて写真を撮り、お礼を言いました。
わたしの両親は、とても喜んでくれました。
このように、小さい贈り物をおねだりするのが親世代を喜ばせるきっかけになりました。
海外居住ならではの孝行④一時帰国時に赤ちゃんの行事を開催してもらう
一時帰国はいわば親孝行・孫孝行の力の発揮どころです。
しかしわたしたち夫婦の親族は、距離が離れており、ゆっくり滞在する時間はありません。
よって、赤ちゃんのお祝い行事をお願いすることにしました。
具体的には、お食い初めとお宮参りです。
実はこれらはアメリカでもできます。
しかし日本で行なうからこそ奥ゆかしく、映えると思います。
そしてなにより親を、祖母を喜ばせることができます。
まだ一時帰国していないのですが、それぞれの地方のスタンダードを知る機会にもなるので、楽しみです。
まとめ
海外居住で親孝行・孫孝行になりそうなことをまとめました。
現在、祖母には、ポストカード+現像した赤ちゃんの写真を何枚か封筒に入れて、送っています。
母曰く、机に飾って楽しんでいるそうです。
祖父母も、そして親も、自分が日本を不在にしている数年で歳を重ねています。
"孝行したいときに相手が元気でない"なんて寂しすぎます。
これからも海外居住だからと諦めずに、なにかとコンタクトしていこうと思っています。
ほかにこんな親孝行・孫孝行ができるよと例がありましたら、コメントで教えてくださると嬉しいです。
ではでは。良い一日を。
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