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印象派の時代日本の浮世絵は国芳だった・3本の動画で解説。中国語/英語の字幕付き

フランスでは印象派が浮世絵に影響されてましたが、日本の浮世絵は西洋の遠近法に影響され、当時ニセ遠近法で描かれた浮世絵( これを浮き絵とよんでました)がたくさん書かれました。特に国芳はこの遠近法を駆使して浮世絵を描いています。ただ、「んー、なんだかな」という部分が多く、「ほんとうならさ、こうやりたかったんでしょ」ということで、簡単に国芳の絵をデジタル修正してお見せしたりしています。前中後編の3遍で構成しました。特に最後の討ち入りが私は面白いと思っています。

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印象派の時代日本は浮世絵 国芳だ 前編 
名画 解説/感じてわかる絵画教室/附中文字幕/With English subtitles

国芳の絵には本当に楽しいいろいろな要素が入っていて、見れば見るほど楽めることがわかっていただけたと思います。次回はこの続きのお話をします。 チャネル登録はこちらから https://bit.ly/3jQ9FqH

今回は浮世絵にチャレンジしましたが、やはり、よーく隅々まで見れば、絵はすごく楽しめることがわかりました。西洋の絵画との違いもいろいろ気づきました。今回は角海老楼の浮世絵をつぶさにみなしたが、次回は、四季の庶民の生活を描いた作品や西洋から入ってきた影響についても見ていきたいと思います。後半も楽しみにしてください。



国芳の浮世絵 中編 
美人画 /名画 解説/感じてわかる絵画教室/附中文字幕/With English subtitles

前編では遊郭にあった角海老楼をつぶさに見て来ました。遊郭といえば美人、今回は国芳の美人画を隅から隅まで、浮世絵同士を見比べながら読解していきます。よくみればまるほど疑問が生まれて来ます。葦は食べれるのか?調べてみたら、昔は若芽を食べていたそうです。この捻れた螺旋は蛍の飛跡なのか?調べてみたら花火でした。次回は歌舞伎の忠臣蔵を描いた浮世絵をみていきます。 チャネル登録はこちらから https://bit.ly/3jQ9FqH

美人画と言っても風俗画でもあるので、色々なものが描きこまれています。ですので、見れば見るほど面白いものが発見できます。よーく隅々まで見て楽しみ尽くしましょう。


国芳の浮世絵 後編 
忠臣蔵討ち入り/浮世絵に線遠近法は合わないの? /名画 解説/感じてわかる絵画教室

前編では遊郭にあった角海老楼をつぶさに見て来ました。そして中編では美人画をみながら美人の特徴つり目について感じて来ました。今回は歌舞伎の忠臣蔵です。チャネル登録はこちらから https://bit.ly/3jQ9FqH

国芳は自分のキャラを立てるために先遠近法を使ったのだと思います。彼の理解は正確な遠近法ではなく、なくちゃって遠近法だったので、よく分かっていることを示すために、ポルトガルの挿絵をほぼまるパクリしたのだと思います。実際に自分の浮世絵に応用した際にはなんちゃって遠近法になるわけですが、それが良い味になっていると私は思います。是非そのあたりも感じて見てください。

私の動画の中では、平賀源内に小田野直武が遠近法を教わって描い絵画の話をしています。12:17あたりから始まります。

また、その中でその小田野直武の絵にあとから何者かが描きたし部分があるのではないかという疑問も呈しています。いろいろと面白いと思うので、こちらも是非ご覧ください。
https://youtu.be/b2WQFBTT3yU

この中で引用させていただいた画像のリンクです
みんなの知識ちょっと便利帳
赤穂浪士・赤穂義士・四十七士= 歌川国芳画「義士討ち入りの図」など =
https://www.benricho.org/Unchiku/akogishi/uchiirinozu.html



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