月と占星術。ヾ(๑╹◡╹)ノ
月は地球を楕円形の軌道で公転している衛星です。
地球を周る周期は27.32日で、月自体の自転周期も27.32日であり常に同期しています。どういうことかというと、これは地球に常に同じ面を向けながら周回している事を表しているんですね。月の側面や裏面を地球から見ることができないのはそのためです。
月の直径は3474km。地球の約1/4。
地球から月までの距離は約38万km。
ジャンボジェット機(時速800km)で20日ほどかかり、光の速さで1.3秒です。
地表の温度は太陽光が当たる赤道付近で110度。
光の当たらない箇所では約マイナス170度と人間にとっては過酷なものとなっています。
月と地球の距離は年間3.8cmづつ離れており、理論上では地球から55万km以上は離れることはない(現在の距離は38万km)と考えられていますが、そこまで離れる頃には太陽は核融合反応を終えて地球程度の大きさの暗い燃えカスとなっており、今とはまるで違う世界になっています。
逆に4億年程前には現在より地球に近い位置にあり、地球の自転に影響し一日が22時間、一年が400日であったと考えられています。
また月がもしなかったとしたなら月の引力の影響を受けることができないため、地球の自転にブレーキが掛からず、地球の現在の自転速度は一日8時間だっただろうとされています。この自転速度ですと地上は暴風や嵐に常に晒されることになり、生物は存在するとしても、人間のような知的生命体が生まれる事は難しかったのではと思います。朝と昼が4時間で終わり、夜も4時間で終わってしまう世界は、とてもせわしなく感じます。
占星術においての月は、
「感情、個人の根幹となる欲求」
その他に、「母親、感情、女性、記憶、感受性」などを象徴します。
その象徴から女性的な意味合いの強い月ですが、月の地球を周る周期の27.32日と月経周期の約28日には共通性が見られ関連が窺えます。
月は太陽に次いで地上から明るく見える天体であり、見た目の大きさも太陽とほぼ同じであることからも、占星術では太陽と同様に重要な天体です。
雑誌やTVなどの星座占いは、太陽がどの星座の位置にあるかで判断しており、自分の星座を確認するのも容易です(誕生日の日付でわかりますよね)。
しかし、自分の月のある位置を調べるとなると複雑になり専門のソフトやアプリ、ネットのサイトなどで調べることになります。また正確に観るためには出生時間も必要になります。少し手間がかかりますが、幅が広がり情報量が増えて面白くなりますので、普通の星座占いよりおすすめです。
例えば、獅子座の方だとして、月の星座が双子座にあったとします。
獅子座の方は自己表現や感情表現が大胆で華があり(大袈裟、無邪気でもある)、人々の注目を集め、愛され、尊敬されることを目指されると思うのですが、そこに双子座の要素である、旺盛な好奇心や、情報収集能力、コミュニケーション能力を活かしたいという欲求が追加されます。
優れたコミュニケーション能力に人の注目を惹く華やかさや、陽気さが加わる感じになり、そういった資質や才能を持たれている事を知れるわけです。
オバマ元大統領がこれにあたり、多くの聴衆にドラマチックに訴えかける優れた弁舌能力として現れています。
月は満ち欠けし様々な姿を私たちに見せますが、変わりやすい人の感情を表しているとも言われています。
自分は時々、日光浴ではなく月光浴をほんの2、3分ですがしています。効果の程はわかりませんがなんとなく良さげな感じがしています。
🌕 .。.:*・( ´∀`)/*・゜゚・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?