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未来を知るための読書

本屋でたまたま見かけた、東洋経済の『未来を知るための読書案内』の号を読み、乗っていた未来予測本を2冊連続で読みました。

第1弾は、『2030年:すべてが「加速」する世界にそなえよ』、第2弾は『2040年の未来予測』でした。
前者はアメリカの起業家、ピーターディアマンティス氏、後者は元マイクロソフト日本法人代表、成毛 眞氏が書かれた本でした。

2030年の技術たち

1冊目、ぶっ飛んでるが、ありえそうな未来の詰め合わせのような本。まさにジェットコースターに乗った様でした。
youtubeでも掲載されていた事業についての動画があり、現在進行形で進んでいるのだ、ということがよくわかりました。

ウーバーから事業譲渡を受けたjoby aviationの動画、2024年に事業化するとのこと。背景には「空飛ぶ車」が。
https://youtu.be/OAKCbpwmrgI

3dプリンターで作られた家
https://youtu.be/ZMFssp7D6Xk

BCI(Brain Computer Interface)
猿が思念で操作してゲームをするところまでいってるっぽい。
https://youtu.be/rsCul1sp4hQ

2040年の現実たち

2040年の方でも、最先端の技術について記述されていましたが、1冊目と比べると、控えめな味付けに感じられてしまいました。

印象に残ったのは、国内におけるリスクの部分です。
年金や、教育機関についても、今後の動向がまとめられていましたが、1章まるまる使ってとりあげていたのが、天災のリスク。

温暖化で台風等の被害が年々深刻化する一方で、都内では水害のリスクが高いエリアに老人ホーム等がバンバン立っていたり、住宅が過密で、首都直下型地震への対策が不十分なことを指摘していました。

平穏な日常を生きていると忘れがちだけど、日本で生きる以上は、天災は起こるもんだと思わないといけないみたいです。

まとめ

未来について考えるとき、概念に理解が追いつかないことが、結構多くなってきた気がします。
ブロックチェーンやNFT、そして2030年の本に登場したBCI、ハイブマインドなどもそうでした。
親世代が体験した「理解が追いつかない概念」はスマホ、アプリなどですが、
今30歳手前の自分が今後の人生で体験するギャップは間違いなくそれを上回っていくのだと確信しました。
それは、機械学習、3Dプリンター、AR、VRなどの相乗効果で技術革新のスピードがどんどん向上していくことだけは、ねじ曲げようがない真実だからです。

将来、自分の子供に馬鹿にされないように、未来の情報を集め続けることを心に決めました。
また、今回の読書で水不足や温暖化の深刻さが自分の中に刻まれたので、その2つのトピックについてももっと知りたい。

そして、新しいものに触れ、取り入れる行動力を持ち続けようと思います。とりあえずアレクサを使いこなすところから。

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