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【ORS期】アンリミ入門者も安心のディスカードドラゴン

はじめに

おはようございます。カサイシオミです。
前回の記事に❤が付いていてビックリしました!
入門者の方に向けたシャドバ紹介記事でしたが、届いたようで何よりです!
今回は初心者でも使いやすいローテのバフドラゴンの紹介!
……の予定だったんですが

記事書いてる途中に発表されて泣く泣くボツにしました

ということで、バフドラゴンの記事は一旦置いておきます。
今回は、アンリミ入門者の方に向けて、安くて早くて使いやすい
ディスカードドラゴンを紹介します!
安いからと言って弱いわけではなく、ヴァンパイア以外に対しては、
全対面有利と言って良いほど強いデッキです!……先攻ならね!

デッキ構築

2023/11/23現在、筆者が使用している構築は以下の通りです。

デッキ構築

X(Twitter)等でアンリミディスカの構築を検索すると、大体これに近い形の物が多いので、恐らく一般的な構築になっているかと思います。
以下、採用カードについて解説します。

確定枠

筆者の考える確定枠は以下の通りです。
大体この31枚は固定になるのかな、と思います。

確定枠

以下、各カードの解説になります。

蛇竜の契り
1コストで1枚捨てて1枚引きます。
覚醒状態なら2枚引けるので、手札が減らないです。

光の道筋
このカードは少し特殊で「捨てられた時」に効果が発動します。
これ単体で使えば2コスト1ドローなので非常に弱いのですが、捨てることによって0コスト1ドローになり、最強のバリューを発揮します。
単体では仕事をしないカードなので3枚採用しないパターンもあります。

新たなる運命
2コストで手札を最大8枚捨てられます。
これとリュミオールを合わせて20点OTKを狙うのが基本的な勝ち筋です。

ラグジュアリーマーメイド
ディスカ期待の新人。
『治癒のドラグーン』の上位互換と言っても良いほどパワーが高く、アグロ耐性を上げつつ事故率を軽減することに繋がりました。

竜の託宣
最強カードです。2ターン目に撃てるかで出力が大幅に変わります。

ドラゴニュートの怪力
『光の道筋』『竜人の吐息』と同じく、捨てられると1枚引くことができますが、これ自身も2コストで1枚捨てて1枚引き、盤面に3点を飛ばすことができます。
非常に使いやすい1枚です。

銀色の清純・アルジャンテ
最強カードその2です。
これを3ターン目に起動できるかで出力が大幅に変わります。
手札を減らさずにPPブーストとディスカードができる上、3/3/3守護という優秀すぎる本体スペックです。

竜人の吐息
基本的に『光の道筋』と同じく、捨てるカードです。
ごく稀に『選別の教員・ヴァイス』などの処理のためにプレイします。

禁牙の執行者・ドラズエル
7/5/8破壊耐性付き守護に、全体-5/-5と5回復が付いてきます。
超越、安息、財宝など、一部対面を除き、これを投げることでほぼ確実に1ターン遅延できるほど強力なカードです。
主にヴァンパイア対面で活躍しますが、それ以外の対面でもアクセラレートで『知恵の光』と同じ効果なので腐ることがありません。

金色の威信・リュミオール
このデッキの唯一の打点カードであり、これが引けないと負けです。
8コスト+3PP回復の実質5コストというのが強力で、『鳳凰の庭園』が設置されていれば実質1コストになります。
基本的には4点以下の打点を複数回飛ばす形になるので、『虚数物体』や『禁約の黒魔術師』といったダメージカットで詰みにくいのも魅力です。

砕石竜
基本的には『蛇竜の契り』の4枚目以降として使いますが、『鳳凰の庭園』が設置されていると、5コスト6点バーンに変換できます。
ディスカードドラゴンの負け筋の一つに「デッキ切れ」がありますが、それをケアすることができるので、覚えておくと便利です。

自由枠

筆者が考える自由枠は以下の通りです。
X等で検索してみても、これら以外のカードが採用されていることは基本的に無いです。

自由枠

マーメイドシンガー
1/0/2でターン終了時に2点回復しますが、捨てるとそのまま場に出ます。
毎ターン終了時に回復するので、相手に処理を強要できる点や、最悪1コスト2点回復として素出しできる点が魅力です。
しかし、今期は『ラグジュアリーマーメイド』により、ディスカードと回復を両立できるようになったため、これを採用する必要性は薄まったと思います。

極光の天使
主にホズミエルフやヴァンパイア系統に対するメタカードになります。
対ホズミエルフはこれが無いと基本的に負け確定です。

グランスエンジェル
主に葬送ネクロと狂乱ヴァンパイアのメタになります。
宴楽ヴァンパイア対面ではこれを投げてもほとんど無意味です。
現環境では、ホズミエルフよりも葬送ネクロや狂乱ヴァンパイアが多いので、筆者はこちらを採用しています。

光の道筋
確定枠で2枚採用していますが、3枚採用しても良いです。

ワールドブレイク
骸ネクロ限定メタカードです。
しかし、骸ネクロ対面は『鳳凰の庭園』を設置できれば大体勝ちなので、
わざわざこれを入れる意味は薄いと感じています。

竜の魔女・リリウム
進化権を要求していますが、2コストで3枚捨てることができるカードです。
ドローを進めずに捨てることができるため、デッキ切れケアになります。
また、『リリウムの幼竜』で実質2点回復できます。

大逆のドラゴサモナー
捨てることで0コスト1ディスカ2ドローを抱えることができます。
0コストのディスカ札を抱えられるため、打点を伸ばすことに繋がりますが、大体リュミオール+新たなる運命でゲームが終わることが多いため、
あまり採用例はありません。

竜人の吐息
確定枠で2枚採用していますが、3枚採用しても良いです。

治癒のドラグーン
捨てられると体力を3回復します。『ラグジュアリーマーメイド』だけでは回復が薄いと感じた時にオススメです。

鳳凰の庭園
筆者が一番オススメしたいカードです。
主にネクロとビショップに非常に強く、これを設置できれば8割くらい勝てます。
これを設置して、リュミオールを2枚投げて、ダメージカット無視のOTKを
決めましょう!

波濤のプレシオサウルス
『鳳凰の庭園』と同じく、打点を伸ばすことに繋がります。
しかし、6コストと非常に重く、回復効果も基本的に発動しないため、
大きなスキを晒すことになります。
現在のアンリミテッド環境では、実質1ターンパスしているに等しいこの
カードを設置している暇は無く、採用例は少ないカードです。

オーブキャンサー
2コストで1枚捨てて2枚引きます。
無条件で手札を減らさずディスカードを進められるのは強力ですが、
序盤以外弱いです。
とはいえ序盤に撃つ分には強いので、事故率を軽減したい時にオススメ。

マリガン解説

マリガンは以下の通りです。
共通:
蛇竜の契り、砕石竜、竜の託宣、ドラゴニュートの怪力、アルジャンテ
(契り、砕石、ジャンテがあれば光の道筋、竜人の吐息をセットキープ)


対ネクロ、ヴァンパイア:
グランスエンジェル

対ネクロ、ビショップ:
(序盤の動きとセットキープで)鳳凰の庭園

プレイング解説

基本の勝ち筋

基本的には以下の①・②のどちらかを狙うことになります。
①8PPリュミオール+新たなる運命で20点OTK
(全対面に有効)
②鳳凰の庭園を設置し、リュミオールを2枚投げる
(主にネクロ、ビショップに有効)

理想的な動き方

このデッキの理想的な動きの一例を記載します。

1ターン目(1PP):蛇竜の契り
2ターン目(2PP):竜の託宣
3ターン目(4PP):蛇竜の契り、アルジャンテ
4ターン目(6PP):アルジャンテ
5ターン目(8PP):リュミオール、新たなる運命

このように、極力早くディスカード2回を達成し、アルジャンテを起動し、PPブーストとディスカードを両立して、最速でリュミオールを起動することが目的となります。
もちろんこれは理想ムーブなので、毎回この動きができるわけではありませんが、覚えておくと良いと思います。
ちなみに、6ターン目のリュミオール+運命は非常に再現性が高いです。

ディスカード優先?PPブースト優先?

このデッキは「ディスカード」「PPブースト」という2つのミッションがあります。
これらの優先順位としては……
基本的はPPブースト優先、アルジャンテが起動できる時はディスカード優先
という考え方が良いです。
というのも、このデッキは、PPブーストして最速で鳳凰の庭園やドラズエルを投げる動きが非常に強力です。
また、PPブーストを早期に進められると、手札に溜まった低コストのディスカ札を連打して、一気にディスカ回数を進めることができます。
動きの受けを広くするという意味で、PPブースト優先の動きが良いです。
ただし、アルジャンテを起動できると非常に強力なので、次のターンにアルジャンテを投げられる時はディスカを優先した方が良いです。
なお、アルジャンテはディスカ回数が足りなくてもPPブーストとディスカ自体はできるため、手札に『光の道筋』等のドローソースが大量にある場合、効果が起動しなくても強引にアルジャンテを出すことも可能です。

グランスエンジェルはどう使う?

グランスエンジェルは2/2/2守護に直接召喚封じが付いており、非常に強力なフォロワー……に見えますが、逆に言えば2コストも使ってディスカも
PPブーストもドローも進めません。
つまり、これを出せば出すほど自分のリーサルが遅れます。
上手く余ったPPにくっ付けば良いですが、このデッキは意外とPPがカツカツなので、そんなに上手く行きません。
なので、投げる時は大体多少無理することになります。
では、そんな無理をしてでも投げたいタイミングはと言うと…

葬送ネクロ対面:相手の3~5ターン目
狂乱ヴァンパイア対面:相手の3ターン目

ここに合わせるのが良いでしょう。

葬送ネクロの場合
征伐の死帝は『葬送回数5、7、9回』で直接召喚であり、11回目以降には対応していません。
つまり、直接召喚を封じられた状態で5、7、9回目の葬送をしてしまうと、確実に1枚デッキで腐ることになります。
そのため、相手目線では葬送を進めにくくなります。
更に、葬送ネクロは直接召喚を10枚程度入れている関係上、1ターン遅延されるだけでも手札に直接召喚を引きやすくなります。
そのため、実質的なハンデスにも繋がり、多少無理をしてでもグランスエンジェルを投げる価値があると言えます。

狂乱ヴァンパイアの場合
フラウロスは『このターン中にダメージを受けた回数が4回以上』で
直接召喚されます。
基本的に狂乱ヴァンパイアは4ターン目以降は打点カードを投げる動きが
強いのですが、狂乱状態に入っていると打点カードは自傷しません。
そのため、フラウロスを出すことが非常に難しくなります。
強引に4回自傷してフラウロスを出してきた場合、それはそれで相手に弱い動きをさせていることになります。
そのため、実質的にフラウロスをデッキで腐らせることができるため、多少無理をしてでもグランスエンジェルを投げる価値があると言えます。

宴楽ヴァンパイアの場合
多くの人が考えるグランスエンジェルのメタ対象として
『デモンズグリード・パラセリゼ』が挙げられますが、
実は宴楽ヴァンパイア対面ではグランスエンジェルはあまり有効ではありません。
というのも、宴楽ヴァンパイアはパラセリゼに頼らなくても復讐アグロとして十分すぎる火力を持っています。
更に、『棘の吸血鬼』『ショーダウンデーモン』といった、次のターンに
ドローを予約しつつ、手札を見かけ上捨てるカードがあるため、パラセリゼを止めてもリソースが枯渇しにくいです。
2コスト分のロスの方が重くなるため、この対面ではグランスエンジェルをメインのプランとして据えないようにしましょう。

鳳凰の庭園はどう使う?

鳳凰の庭園は強力な効果を持っていますが、5コストと非常に重く、大きなスキを晒すカードなので、適当に使うと負けに直結します。
このカードは以下の対面に対して有効です。

安息ビショップ
庭園を設置し、リュミオールを2枚投げることで『安息の領域』を
貫通できます。
この対面は序盤のアグロも無いため、庭園が設置しやすいです。
更に、基本的に1コスト1回復を組み合わせるため、相手は庭園の恩恵を受けにくいです。
むしろ、『セト』『道標の御使い』の本体コストが下がり、アクセラレートを撃ちにくくなる関係で、動きを阻害しやすいです。
一応クルトのコストは下がってしまうのですが、クルトを2枚揃えられた
時点で何をしても負けなので割り切りましょう。

葬送ネクロ
このデッキは『葬送を用いて最速でグレモリーを出し、ネクロマンスを用いて特大打点を出すデッキ』と言えます。
つまり、最速で庭園を設置してしまえば、墓場が貯まりきっていないため、折角コストが下がっても強い動きができません。
こちらが一方的に庭園の恩恵を受けられるため置き得です。
例えリュミオールが手札に無くても、ドラズエルを投げるだけで、
相手はかなり苦しむことになります。

骸ネクロ
葬送ネクロと同じく、こちらが一方的に庭園の恩恵を受けられるため置き得です。
むしろ、相手のフォロワーのコストが下がることで、結晶でプレイしにくくなります。
例えリュミオールが手札に無くても、ドラズエルを投げるだけで、
相手はかなり苦しむことになります。

秘術ウィッチ
一昔前は『虹の輝き』『アシッドゴーレム』等が採用されており、庭園を
置いた返しに高火力カード連打で負けることも多かったのですが、現在の
秘術はコントロールに寄せた構築が主流となっており、返しに負けることがほぼありません。
そのため、ほぼ確実にリュミオール2連打に繋げられます。

AFネメシス
庭園があると『ギガスファクトリー』を結晶でプレイできません。
(アクセラレートと本体のコストが同一の場合、本体が優先されます。)

おわりに

解説は以上となります。
このデッキは直感的にプレイできる部分が大きいため、実際に回してみるとより良く理解できるかと思います。
ディスカードドラゴンはズバ抜けて強いというわけではありませんが、生成エーテルの安さや、プレイングの分かりやすさから、アンリミ入門者にオススメできるデッキです。
その他、不明な点があればコメントをお待ちしております。

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