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投稿小説のあとがき

今月は創作大賞に合わせて生まれて初めて連載小説を書いてみました。

#お仕事小説部門で囲碁のプロ棋士を題材としたフィクションですが、投稿した目的としては囲碁界が極めて苦しい状況にあることを1人でも多くの方に知っていただきたかったからです。フィクションですが、競技人口など実際の数値を用いたり、本因坊戦の縮小にも触れています(作中では直接名前を出してはいません)。

もうすぐ女子プロリーグが始まりますが、ここで新規を取り入れないと競技人口100万人割れも現実的になってしまうので囲碁界は正念場を迎えています。投稿した小説の内容はプロ棋士がリストラされる!という内容なので、読む人が読めば琴線どころか逆鱗に触れるかもしれませんが、あくまで創作の話なのでご容赦ください(ノンフィクションにならないことを祈っています)。

全11回の文字数は8,000字なので、創作大賞の応募条件である2万字には届いていませんが、多くの方にリアクションをもらいとても勉強になりました。
大一番のオチは決めていましたが、構想を練って登場人物を考えて…楽しい反面小説を書く難しさを実感しました。創作大賞期間で確実に完結できるように「その1」を投稿した段階で最終回以外は下書き保存した段階でスタートできたので、焦りはなく最後まで投稿することができました。

今年の囲碁名人戦は一力棋聖が挑戦者に決まりました。一力棋聖は世界棋戦でも決勝に駒を進めているので、過密日程ではありますが名人戦と囲碁界の盛り上がりが楽しみです。

その1に全リンク先を載せてあるので読んでいただけると嬉しいです!


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