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個人的な2022年の囲碁を振り返る

この記事では個人的な2022年の囲碁を振り返ります。
まずは2年前の昇段大会の決着から(私が白です)。

2年前の決着

相手の黒69で赤Aの出切りが成立するか…というテーマです

白失敗図1

黒69デギリ、白70抑え、黒71キリ、白72アテ、黒73逃げまでは一本道。
ここから白74と黒Aを抱えるのは上手くいきません。

白78=黒A(5子ツギ)

黒87のアテで白7子が取られてしまいます。

白失敗図2

白74はもう1回アテを利かすのが正しく、手数が延びます。
しかし、ここでも白76で黒1個を抱えるとやはり潰れそうです。
黒79まで失敗図1と同じ流れになります。

白80=白78の上

黒81で黒77右にツゲば右下は手堅く、黒〇が利いていて白は死にます。

白延命図

白76はゲタで取るのが筋が良さそうです。

白76が良さそう

黒成功図

白延命図の続きです。右辺の白は生きることはできそうが(白82も手抜けそうですが、今度は右上白が傷む)、全体的に黒が厚い碁になりそうです。

元々白のスペースだったので、黒に不満は無い展開に。

やはり黒69の出切りが成立する

色々検討しましたが、黒69の出切りは成立する可能性が高いです。
どう打っても黒が厚く白が薄くなります。

ここ2年で囲碁は強くなれなかったけれど技能が身に付いた

黒69の出切りが成立する以上、相手に正しく対応されていたら私の負けでした。

昇段大会から2年経ちますが、私の棋力は伸びていません。
強くなれませんでしたが、今年は囲碁の技能を身に着けました。

具体的には、上記で示したようなソフトを用いて参考図を作れるようになりました。
将来の普及活動する上で必ず役立つと思うので、技能を身につけられたのは大きいです。

今年はGWまで精力的に囲碁の活動をしましたが、後半は本業が忙しくなったのに副業にも力を入れたので、囲碁に割く時間が少なくなりました。

2023年の目標は

おそらく来年は宝酒造杯などのアマチュア大会も開催されると思います。
来年は棋力向上に励むために月に1回は外部で対局したいです。
そのためのリソース(時間・心の余裕)を確保するのが課題になるでしょう。

HSP気質なので、深く考える時間を確保して生活の質を上げられるように頑張ります!!

年内の不定期囲碁は今日が最後です。また来年も宜しくお願い致します!!

サポートありがとうございます。微力ながら囲碁の普及に貢献したいと考えています。サポートは棋書や囲碁の遠征に使用させて頂きます。他にも囲碁の記事を投稿しているので、読んで頂けると嬉しいです。