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囲碁実戦譜紹介 1局目③
対局は中盤に入り、白が打ちやすい局面になりました。
黒111に対してどう受けるかがテーマです。
まずは黒の注文は下図の通り。
黒の狙いは白に右辺を渡らせ、中央(115付近)か右上▲に先行することです。白の渡りも大きいですが、右上と中央の方が優先度が高い局面です。
実戦の進行を見てみましょう。
第3譜 112-122 黒:F先輩 白:過祭進碁
右辺を渡らず、反発しました。白112と覗いて114に回りました。ここで黒が122(十二12)あたりに頑張ればまだ分かりませんでしたが、黒119まで右上で後手を引いてしまい、白122に回ることが出来ました。白としては右上と中央を両方打てたので、優勢から勝勢に変化しました(盤面30目ほどリード)。
第3譜 123-127 黒:F先輩 白:過祭進碁
白126はある狙いがあります。次の白はどう打ちますか?
■と素直に止めるか、▲の傷も気になります。コメント頂ければ幸いです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回で1局目の紹介を終わります。果たして囲碁noterはF先輩に勝つことが出来るのでしょうか?
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