見出し画像

デカい地震が起きたらやるべきことを教えるぜ?

デカい地震が起きた!まずどうする!?

「最近地震が多いな…大地震の前触れかな…」そう思っている人も多いでしょう。マグニチュード8〜9の南海トラフ地震が、今後30年以内に70〜80%の確率で発生すると言われています。

いつ大地震が起きてもおかしくない状況ですが、実際にそんな巨大地震が起こったら、まず何をしたら良いのか。

教科書で習ったような基礎知識だけでなく、知っているようで意外と知らなかった豆知識も紹介していきます。

まず身の安全を確保せよ!

屋内にいる場合は、テーブルの下などにもぐって揺れが収まるのを待ちましょう。屋外にいる場合は、建物や電柱から離れ、なるべく物が倒れてこないような広い場所へ。

これは学校の避難訓練でも記憶にあるかと思いますが、クッションやカバンなどで頭を守れるとさらに良いです。

ちなみに夕食の準備などで火を使っていても、無理して止める必要はありません。大地震の場合、お湯の入った鍋が落ちてきて火傷をしたり、揺れで足元がぐらつき火のほうへ倒れる危険があるのです。

揺れがおさまったら、火の始末

火の始末は、揺れがおさまってからでも遅くはありません大地震であれば夕食の準備は中断して、しばらく様子をみたほうが良いでしょう。

ガス会社によっては、震度5以上で自動でガスが止まるしくみになっている場合もあります。身の安全を確保することを優先しましょう。

避難経路を確保せよ

窓を開けたり、家のカギを開けたりして、避難経路を確保しておきましょう。

家族と避難場所を確認し、避難する際に持っていくものもできるだけ準備しておく。もちろん余震の恐れもありますから、油断せずに落ち着いて行動するようにしてくださいね。

水をためておこう

過去の大震災では、とにかく「水の確保に困ったという声が多くありました。

お風呂、バケツ、シンク、洗面器、なんならゴミ箱でもいいので、できる限りの水をためてください。水道管が壊れていればすでに水が出ない場合もあるのですが、マンションであれば貯水槽から水が出ている可能性もあります。断水になる前に、ためておくのです。

水はあらゆる場面で必要になります。飲み水にはあまり困らないとしても、トイレを流したり、手や体を洗ったり。水が止まってしまった場合は、電気やガスよりも比較的復旧に時間がかかるとされています。

さらに、あなた一人が水を確保しておけば、近所の方にも配ることもできますよね。ぜひ覚えておいてください。

屋内でも靴を履こう

割れたガラスや食器を踏んでしまう可能性がありますので、屋内でもかまわず靴を履きましょう。

足裏にケガをすると、小さなケガであっても歩くことがかなり困難になります。棚の角に小指をぶつけたら、しばらく動けませんよね。それと同じです。靴を履いておけばその心配はありませんし、いざ避難するときもすぐに出られます。

特に、夜に地震が発生し停電した場合、あたりは真っ暗になります。スマホで足元を照らしながらでも、暗闇に目が慣れてきてからでも良いので、靴を取りにいきましょう。

地震に備えて、取り出しやすい場所に避難用の靴を準備しておくのがベストですよ。

避難するならブレーカーを落とす

大地震が起きた時、それが原因でさまざまな二次災害が発生します。

・火災
・津波
・土砂崩れ、雪崩れ

中でも火災は起こりやすく、阪神大震災では、地震の倒壊よりも火災の被害のほうが深刻だったとも言われています。

停電になっていたとしても、不在の間に復旧する可能性がありますよね。大地震で地割れしていると、その割れ目からガス漏れしていることがあります。通電のときの火花が、そのガスに引火し「通電火災」となってしまうのです。

倒れているストーブや、紙の上に落ちた裸電球が火災につながるケースも少なくありません。

避難する際は、必ずブレーカーを落としましょう。冷蔵庫の食料が腐るより、家が燃える方が恐ろしいです。

海や川を見に行かず、高い場所へ避難する

これは基本中の基本ですが、「川が氾濫しそう」「津波が来そう」というときに、様子を見に行って飲み込まれる事故を何度も耳にしますね。

残念ながら、本当に氾濫する危険性が高いと言われても、自分の目で見ない限り信じない人がいるのです。

なので、声を大にして伝えます。海や川の近くにいた場合、とにかくすぐに高い場所へ避難しましょう。

「遠くへ」ではなく「高いところへ」がポイントです。

テレビやラジオで正しい情報収集を!

最近はネットでの情報収集が当たり前になってきましたが、ウソの情報もまぎれている可能性があるため、注意が必要です。被災者を狙った悪質な詐欺もありますから、むやみに拡散したり情報提供するのはやめましょう。

デカい地震が起きたら、まず身の安全!そのあと、「火消す」「水ためる」「靴履く」ですよ!

参考:火災保険の対象になるあれこれ(株式会社プラテンより)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?