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現在の火災保険、契約内容を確認するために必要なものまとめ:営業につかまる前に疑問を解消しようぜ!

火災保険、契約内容なんて覚えてねえよ!っていう人が多い説

「火災保険の内容の見直しをしませんか」と言われたときに、契約内容なんて覚えてないと思う人は実は大勢います。

何となく保険会社や不動産会社の営業担当者に言われるがままに加入してしまい、そのまま放置していて忘れているケースは多いのです。

しかし、

・いざというときに火災保険を使えるのかどうか
・火災保険でいくら補償されるのか

といったことがわからないと混乱してしまいます。

きちんと内容を確認して、火災時や災害時にはすぐに対応できるようにしておきましょう。

火災保険の契約内容を変な営業にひっかからずに確認する方法

「保険料の払い過ぎになっているかもしれないから火災保険を見直しましょう」と、保険会社の営業からアプローチをかけられると不安にならないでしょうか。

そこで引っかかって保険の紹介などを受けて大変にならないようにするために、まずは自分の入っている火災保険の内容を自力で確認しましょう。

やり方さえ分かっていれば簡単なので、以下をよく読んでみて下さい。

インターネットから契約者専用ページで確認する

火災保険の内容は、インターネットで誰の助けを借りる必要もなく確認できるケースが多くなっています。

契約のときに発行されたIDやパスワード、保険証券番号などを使って契約者専用ページにログインすると詳細を確認できるというのがよくあるパターンです。

このようなサービスがある場合には、保険証券や契約関係の書類を見たときに契約者専用ページへのリンクが印刷されているのが一般的です。

保険会社のオフィシャルサイトに行くと、契約者専用ページへのリンクがある場合も同様です。

ただし、契約が古いとインターネットサービスに対応していないこともあるので、別の方法で確認しなければなりません。

カスタマーセンターに連絡

保険会社のカスタマーセンターに連絡すれば、電話で火災保険の内容を確認できます。カスタマーセンターは営業担当ではないので、ヘンに営業かけられることはありません。

インターネット上から内容を調べられない場合には代理店に連絡をして確認をしてしまいがちです。しかし、代理店では営業をされるリスクがあるので、カスタマーセンターに連絡するのが良い方法です。

保険契約をしているのは保険会社なので、情報も確実でスムーズに教えてもらえます。

代理店連絡

どの保険会社と契約しているかわからないようなときには、代理店に連絡して確認するしかないでしょう。

営業される可能性はありますが、保険の契約を代行した代理店なら情報を管理しているので本人確認をした上で教えてくれます。

保険会社がわかっていても、保険証券がないとカスタマーセンターでは本人確認が取れないと言われてしまいがちです。代理店では住所や生年月日、電話番号などで本人確認をしてくれる場合が多いので情報を開示してもらえるでしょう。

火災保険の契約情報を確認した方が良いケース

火災保険の契約情報はどのようなときに確認した方が良いのでしょうか。

もともと内容をきちんと決めて契約したなら、そのままで十分ではないかと思うかもしれません。しかし、以下のようなケースでは適切な対応を取るために確認するのが重要です。

契約者の氏名住所が変更になった場合

氏名や住所などの契約者情報に変更があった場合には、手続きをしなければなりません。確認してみて、もし以前のままになっていたら変更を申請する必要があります。

電話番号なども変更したらすぐに手続きをするのが原則です。

保険対象物件の所有者が変更になった場合 

火災保険の対象にしている物件の所有者が変更になったときにも確認が必要です。

契約者と所有者が位置していなければならないのが原則なので、相続や譲渡などで所有者が変わったなら契約者の変更手続きをしましょう。

増築やリフォームなど、建物の評価額に変更があった場合

増築やリフォームなどで建物に変更があった場合には、保険会社に通知をするのが義務です。その内容によって契約がそのまま使えるかどうかが違うからです。

建物の評価額が変わったときには保険料率が変わることもあり、増築の内容によっては契約が別に必要になることもあります。

また、評価額が変わった場合には保険金額が十分ではなくなっている可能性もあるので、必ず内容を確認をして保険会社に連絡をしましょう。

参考:給付金額の例などが記載されたサイト

契約にタッチしておらず、契約内容が古くなっている場合

契約内容を忘れているほどに古くなっている場合には、見直した方が良い可能性があるので内容を確認した方が良いでしょう。

以前は良いと思っていた補償範囲では不安があるかもしれません。実は地震保険に入っていなかったのに気付いたなどといったケースもあります。

内容に不安がないか、過剰な補償になっていないかを見てみましょう。

転ばぬ先の杖だから、定期的にメンテナンスしようぜ!

火災保険はいざというときのために加入しておくものなので、適切な内容になっていなければ意味がありません。

転ばぬ先の杖と考えて、定期的に確認して必要十分な補償内容になっているかを考えてみましょう。

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