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富士見カサゴの日記

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私の日記が纏まってます。
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記事一覧

8/4「描く、騙りき。」

8/4「描く、騙りき。」

ごきげんよう。今日は愛すべし・ブックオフで本を購入した。
有名たる所以に少し距離を置いていた本、「ツァラトゥストラはかく語りき」である。状態が綺麗だと思い、購入したが、少し元の所有者の思い?念?が残っていた。
例えば、

という一節に線が引かれていた。前後の文脈から察するに、深淵の際に渡された橋を渡るのではなく、ツァラトゥストラ≒ニーチェ自身が橋で、これが人類の営みなんだろうなぁと解釈した。答えは

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2/24「変化の私へ」

2/24「変化の私へ」

随所で教養の崩壊に警鐘を鳴らすモノを観測するが、果たしてそれは教養の崩壊なのか。

今やその辺の高校生に「祇園精舎の鐘の声!諸行無常の響きあり!」と叫んでも、「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」なんて返答ができる人間は一部のみかもしれない。しかし、その部分が完全に欠落したのではなく、代わりに別の“教養”が埋め込まれていたとしたらどうだろう。
「あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ」と歌え

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2/19「他次元構造」

2/19「他次元構造」

ところで、男女問わず、恋愛的な意味も含まないことを承知の上で聞いて欲しい。私は、かつて私に好意を向けていた人間が他者に同じような好意を向けていることが少し耐えられない。
相手と自分しか知らない情報の狭間に存在した愉悦を養分として生きていた私は、勝手に自分の存在価値を否定された気分になる。せめて違う類の好意であってほしい。
なにかのきっかけで自分しか知らなかったあの場所に二人で行って、しばらくして一

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2/12「死の救済」

2/12「死の救済」

存在価値の否定が傷となることはよくあるが、妙なことに少し嬉しい自分もいる。なぜなら、それだけ否定できるほど私を見てくれていたのだからだ。別にマゾヒストでは無いと思っている。裏を返せば、それだけ人と接したい気持ちがあると言うことなのかもしれない。
しかし、自分に矢印が向いていない物事ほど滑稽でつまらないものは無い。どんなものも例外は無い。
話の輪に入れない雑談はつまらないし、ルールの知らないボードゲ

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1/1「一年の計は元旦になし」

1/1「一年の計は元旦になし」

さて、惰眠から暫し覚めよう。おはよう諸君、そしてあけましておめでとう。

私事だが、クリスマスから大晦日までインフルエンザとやらでぶっ倒れていた。
そして今朝……つまり元旦、病み上がりに鴨川沿いを爆走し、初日の出をみる。
これのどこに一年の計が委ねられようか。ハッキリ言って無計画極まりないと思う。

だが、少なくともこの日記の始まりも支えも鴨川だったわけで、私は満足している。
如実に縋りながら現実

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12/9「マイナスに飛び込め〜♪」

12/9「マイナスに飛び込め〜♪」

爆発だ!爆発だ!爆発だ!芸術だ!!!…………
タローマンのカルタを購入した。程よい精神安定剤である。マイナスに飛び込むのだ。

というか、折角の日記なのだから、本来なら明るい話題を書き込みたい。
色恋沙汰とか、日常生活とか、学校生活とか…………アレ?全部絶望一色!!

まぁ、金を余計に使い、気分も高揚したので良しとしよう。

12/7「誰何」

12/7「誰何」

いつも一方通行で自分勝手で箸にも棒にもかからない主張をしている私だが、救われる日は来るのだろうか。(足元を)掬われることは多々あるだろうが。
世界が自分の思い通りになればいいのに、と何度思ったか。自分の思う通りにならないくらいなら死んだ方がマシだ、と何度思ったか。

今日はサボると決めてサボったのでダメージが小さい。明日もサボりたい。返応性。共時性。

明日は明日の風が吹く……竜巻だとしても。

12/5「オブビリエイト」

12/5「オブビリエイト」

忘却呪文「オブビリエイト」。ハリーポッターシリーズは好きである。
しかし、何かを色々忘れることが多い。
何を書こうかすら、ほらまた、忘れた。いつ昼頃には思いついているのに。

落ち着け、落ち着くんだ。まだ焦る様な時でもないだろう。いや、刻々とその時は来ている。
悪夢のような失態。

12/3「興味勧進」

12/3「興味勧進」

なんと!1回目の入試は落ちていた!まぁ、ダメならダメで良いか……な訳がなく、絶賛絶望中である。
というのも、私大を受け落ちたため、旧帝志望の私はもはや為すすべもなく現状を受け入れ、改善しなければいけないからだ。

涼宮ハルヒの憂鬱でハルヒと夢の中(?)でキスしたキョンが「日本が銃社会化を免れていることに感謝すべきだったかもしれない。手の届く範囲に自動小銃の一丁でもあれば、俺は躊躇なく自分の頭を打ち

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11/27「減るヘブン」

11/27「減るヘブン」

諸事情あり、弟と北大路のイオンまで行った。ミスタードーナツでポン・デ・リングを買い、Jupiterでルートビアを買う。
帰りしなに京都御苑で飲み食いし、家に帰って昼寝。夜はラーメンを食べに行き、その足でモスバーガーも食べた。

正しく天国である。明日からの地獄に耐えられる気がしない。食っちゃ寝ってやつだ。

で、何もしないまま今日が終わろうとしている。せめて、明日提出の課題だけでも……眠いのでパス

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11/23「心労感謝の日」

11/23「心労感謝の日」

自由には責任が伴う年齢になった。
別に今までの自由は大した自由ではなかった。しかし、本日からはまぁ大層な「自由」の名のもとにハチャメチャ出来なくもないということである。
手始めにその辺の本をブックオフで売ってやろうか!

しかし、苦難は続くよ何処までも。目と鼻の先に入試・入試・入試・入試。将来のビジョンすらないのである。今日はとりあえず証券口座を開設した。
莫大な富を築き、いい感じに過ごすためであ

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10/19「オヤシュミ」

10/19「オヤシュミ」

懐かしいことを思い出した。あれは中一の頃だろうか、当時仲の良かった友達と深夜までゲームをする習慣があった。
終わりしなに「親趣味」と送る。「おやすみ」の意だ。訳が分からないことが楽しかった時代の話だ。

冷静に考えると、私は2004年生まれなので、スマホより前に生まれているし、リーマンショックよりも前である。当然、東日本大震災は連日の報道をこの目で見たし、18年というのは割と型落ちなのでは無いだろ

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10/5「タイムマシン」

10/5「タイムマシン」

さて、世界で1番有名なタイムマシンはなんだろう。
答えはそう!間違いなく!バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンである!
幼い頃からあの映画が好きで好きで仕方なく、私が今、理論物理学を志したいのも、DMC12に乗りたいのも理由は全てあの映画に帰結する。

「本当に格好いい。欲しい!乗りたい!時速88マイルで乗り回すのだ…!!」
かくして、この車を取得するのには困難が多い。
まず、車として古すぎ

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9/17「お前を見ているぞ」

9/17「お前を見ているぞ」

怖い飛び出し看板を見つけた。

ネコ?だろうか、何故か口元から赤い液体を垂らしている。
というか目が怖い。何だこの目。

続いて2つ目。

うさぎらしい耳がついているが、魚に見えなくもない。なんだこれ。

アイデンティティの確立は、特異でも成り立つのか。