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ポケモンキッズと旅する 第16回 バルキー|静岡県掛川市 掛川城

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第十六回、バルキーと静岡県掛川市・掛川城です。

小高い丘に築かれた城、掛川城です。

小高い丘に築かれているので、街のどの場所からでも見ることができる。

裏を返すと、城の中からも街のあらゆる方向を見ることができるということでもあります。

東海の要衝・掛川。

要衝? 要衝っていうほど・・・?

静岡市や浜松市のある平野は広いので、比較的どの場所を通ることもできますが、
山に阻まれて少し狭くなっている掛川では、どうしてもこの街道沿いを通らざるを得ない、という側面はあります。

掛川城天守閣自体は再建天守ですが、

こちら、太鼓櫓は江戸時代からの建物です。

元々東海道、岡崎から東に広がっていった徳川家康がいましたが、北条家を潰したことで開いた関東へ徳川家康が異動。

さらにそのことで開いた東海道沿いには、豊臣秀吉に近い大名たちが入っていきました。

その中の一人、山内一豊が1590年に掛川へやってきて、掛川城を改築しました。

さらにその後、山内一豊は高知へと異動になったのですが、高知城建設に際して、元いた掛川城そっくりに作ることに。

こちら、チェリンボと共に写した高知城の写真の先取りです。

高知城は現存天守(江戸時代以前からのある天守閣)です。

確かに似てますね。

このようなエピソードから、掛川城再建にあたって逆に高知城を参考にしたとのことなので、ある意味必然。

さて、ライトアップされている点が気になりませんでしょうか?

夜が暮れて始めている点が気になりませんでしょうか?

掛川城に到着した時点で、すでに閉城時刻をすぎてしまっており、入ることができませんでした。

城が建っている場所自体、丘なので見渡すことはできます。

確かに山が迫っている狭隘な場所だということも分かりますし、

二の丸御殿の方面も、御殿の奥、すぐに山並みがあることも分かります。

そして、城を照らすライトアップの光が、なんと強いこと。

城に入ることができず、周囲を撮影しているうちに、ライトアップが際立つほど暮れてしまいました。

原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Tyrogue in Kakegawa, Shizuoka 13 (Kakegawa Castle)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。
次回もお楽しみに。