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副大統領候補討論会と地球温暖化プロパガンダ(CFACTの記事)

 2024年10月4日にCFACTは、副大統領候補討論会にて主張された地球温暖化プロパガンダに関する記事を発表した。内容は、モデレーターの発言と実際のハリケーンの発生状況とを比較し、左翼が扇動している地球温暖化とハリケーンの発生件数や規模の増加が非科学的であることを提示するものである。
 再生可能エネルギーや電気自動車がこれだけ頓挫している状況にも関わらず、地球温高を煽り続ける左翼のしつこさは呆れるほどである。ただこれだけ執拗に情報工作をしたからこそ、地球温暖化教の布教が行き渡っているのであり、こういった情報工作に負けないように科学リテラシーを高めることが重要である。今後予想されるメディアの非科学的なプロパガンダ対策として、本記事の概要を紹介させていただく。

↓リンク先(The VP debate moderators put their lack of understanding of climate and weather on display)
https://www.cfact.org/2024/10/04/the-vp-debate-moderators-put-their-lack-of-understanding-of-climate-and-weather-on-display/

1.本記事の内容について
 ・先日実施された副大統領候補による討論会において、またも左翼の地球温暖化プロパガンダが見られることとなった。モデレーターの1人は、ハリケーンが年々巨大化しているなどと煽っていたが、これは無知と傲慢さに基づく誤った情報である。
 今年の熱帯の活動は、平年値と比較して下降気味であるが、二酸化炭素濃度が上昇しているこの状況下においてどうしてこのようなことが発生するのかについて、左翼には説明ができないだろう。(図1参照)

・先日発生したハリケーン ヘレンについてもその被害がやたらと扇動されていたが、過去の歴史をさかのぼれば、これよりも大きいハリケーンを100個近く列挙することが可能である。まず、ハリケーン ヘレンの気圧配置図を見てみよう。(図2参照)

規模は大きめだが、過去の実績と比較して特異というわけではない。1933年のチェサピーク-ポトマックのハリケーン気圧配置図を見てみよう。(図3参照)

18時間以内に2つの大規模なハリケーンが東海岸を直撃したが、CBSのモデレーターはこのことを知っていたのだろうか?

・東海岸全ての州で強風をもたらした、1960年のハリケーン ドナの気圧配置図を見てみよう。(図4参照)

1961年に発生したハリケーン カルラは、400マイルもの規模だった。その雲域は、メキシコ湾をほぼ覆うほどのものだった(図5、6参照)

 ・このハリケーンが発生する前の1954年と、30年後の1985年の気温状況を比較して見てみよう。(図7、8参照)

この間、二酸化炭素濃度は上昇し続けていたが、地球温暖化に寄与していなかったということになる。(図9参照)

1985年と2024年の気温状況も比較して見てみよう。(図10、11参照)

二酸化炭素はこの間も常用し続けていたわけだが、これ以外の要因は何か?1つの有力な熱源は、1980年代後半から始まった地熱の流入である。(図12参照)

 ・また、気温が低かった1985年と地球温暖化した2024年のハリケーンの数も比較して見よう。(図13、14参照)

 どちらの経路図も類似しており、気温の高低は関係ない。気候は常に変動しており、これは極めて自然なことである。もし地球温暖化によりハリケーン被害が定性的に増加すると主張するならば、それは虚偽に基づいた非科学的主張である。

2.本記事読後の感想
 今回の副大統領候補討論会は、女性2人がモデレーターであること、CBSが左巻きであること、ティム・ウォルツが予想以上に無能であることが明らかになったという点以外に特に印象には残らないものだった。こんな討論会を繰り返しても、共和党側は悪しき印象操作に利用されるだけで何も利益がなく、いい加減な情報が拡散されるだけで情報を受け取る側にとっても有害である。
 中でも異常気象に関するプロパガンダが最たるものであり、未だに誤った認識に基づいて世の中を惑わせている。もし左翼の地球温暖化論が正しいという事であれば、再エネや電気自動車がもっと普及していていいはずだろう。虚偽に基づいて政策を進めたとしても、現実という壁に跳ね返されるだけなのだ。
 日本では石破政権という岸田政権を更に劣化させた政権が誕生してしまい、再エネ普及や炭素税などの不利益しかもたらさない政策が推進されそうである。現在の状況で唯一希望を持てるとしたら、それは自公政権を過半数割れに追い込むチャンスが近いということである。国民の無知に付け込んだ非現実的な政策がこれ以上まかり通らないようにするためには、正しい知識に基づいて投票に臨むことである。自民党の腐敗は極まっており、ここでお灸をすえることが科学的に正しい政策を取り戻す第一歩となるだろう。

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