フリマアプリと両親の遺品整理の夢
この回は初コラボでした。
これはチャンネルを持たない人や配信をしていない
聞くだけの方たちに主に語ってもらいたいという私の念願でした。
ゲストのナオキータさんは、数年前と昨年にそれぞれご両親をなくされました。遺品の整理をしようと思いながらもなかなか手がつけられない中、
妹さんからフリマアプリを教えてもらいました。
今、まだ書籍からなのですが、出品をして整理をしていくうちに、
自分の気持ちが変わり、夢の内容が変わってきたという
お話をしてくださいました。
補足をしておきますと、夢の中にでてくる「家」は
自分の心身や家族の状況を表わすことが多いものです。
新し部屋ができていく、家が心地よく整っていくのは
自分の内面が整理されて、新しい自分や新しいものの見方を
受け入れる準備、そのスペースがつくられたということでもあります。
また地下室もできたそうですが、地下は夢主の無意識の状況を示します。
もしかしたら自分の無意識をじっくり感じとるゆとりができたのかもしれません。
近しい人がいなくなる、という経験はそんなに簡単に
気持ちの整理ができるものではありません。
そのために例えば仏式であれば
一周忌、三回忌など少しずつの節目が用意されていると思います。
一周忌を迎えるなど、まだまだ悲しみや、「あれでよかったのか」とか、
「もっとああすればよかったかんじゃないか」などという想いから
離れることができなくても当たり前だと思います。
その人がいなくなってからの初めての季節を一通りすごして
去年の今頃は、と振り返ってしまいます。
その人がいなくなって2回目の季節、
去年を振り返っても一緒にいなかった初めての季節を経て、
三回忌あたりでようやく、ほんの少し状況を受け入れられるくらいでも
充分早いのではないかと思います。
ただ目の前の生活だけをこなしていくだけでも相当な頑張りです。
気持ちがついてくるまで、無理をせずにいれば
心の準備は整います。
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