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星の巡り〜何歳からでも初めて!迷いも当然

先日、前回記事にもしました
金星と火星の回の音声配信をお聞きいただき、
standfmにレターをいただきました。

こんな内容でした

歳は関係ないとはいっても、否応なしの限界突破で働いています。
金星火星のお話、とても面白かったです。
この年にしてまだ自分が良くわからず、
落ち着いた大人の女性になりたいと思っているうちに、
この年まで来てしまいました。
これからいかに生きていくべきか、何を目標にして生活していくのか、
今、見つからなくて、少し不安^_^
こんな時、孫の成長とかいう方がいますが、
そういうことではなくて、、、、と取り留めない話でごめんなさい

レター主は、トワさんとおっしゃいます。
この内容には、ある程度、年齢を重ねていると
共感される方も多かったかもしれません。

年齢を重ねると…というけれど

トワさんのことを少しお話しておきますと、
彼女はお孫さんもいる年齢ですが
まず、毎日お仕事に出ておられます。
単純に、それだけでもすごいことだと思います。

けれど、実際、だんだん気力も体力も昔のようにはいかないし
休む時間も、どんどん必要になります。
これもよくわかります。

何かしていても時間がたつのが早いなと感じるのは
処理能力が遅くなっているからかもしれないと
思うこともあるのです。

そして年齢を重ねると人生経験の分、
知っていることが増えていますから
それだけに気になることや、選択肢も多くて、
立ち止まったり迷うことも増えていて
それに時間を取られたりもして…と
まあ、これはわたくしの話ですけれど。

そして勿論、本当の所はわかりませんけれど。

自分のことがわからないのは大人だからこそ


でも、いかに生きていくべきか、何を目標にして 
と、仰っているトワさんですが、同時に
落ち着いた大人の女性になりたいと思ているうちにって
この年まできたなら、まだそれはかなっていないと
トワさんは思ているわけですよね。
だとしたら、だとしたら、とりあえずは、
まだそれも目標のうち、でもいいですよね。

この年にして自分が良くわからずと仰いますが
それこそ若さがいいとはいいませんけど、
これは、イキイキとしたエネルギーの証だと思うのです。

実際、もう自分のことはこんなものだからとか
決めつけたりって頑固になることの方が
困った大人な気がします。

でも、思い返せば、
「わたしってこういう人なのよ」と言っていた、
思い込んでいたのは、むしろ若い頃だったかなと
言う気もしますよね。

賢くなるんですね年を重ねると
だからこれもさっきの話と同じく、
細かい所に気が向いて
「あれ?私こんなんだっけ?違うと思っていたのに」
などと思うこともあるかとも思います。

そして、これは私個人のことですが
私は「一生自分のことはわからない」と
言いたいなと思います。


「こんなところあったのね」と気づく、
その時々で変わるというものもありますし、
時期がきて、それこそ
星が巡ってやっとその時にそのセンスが表に出られた
というような時もあります。

音声配信はこちらから

星が巡って、やっと入るスイッチ


星読みは長いスパンのものです。
というのも長い事かかって動く星があるからです。
人の一年なんて宇宙の中では、わずかもわずかです。

例えば、例えば太陽は一年で黄道を一周と言う計算になりますが
火星は黄道を完全に一周するのに
だいたいですが22カ月かかるのです。2年弱です。

ただ、本当は太陽が真ん中なので宇宙の観点からは違っていて
地球から測定した値の場合です。
ヘリオセントリックは太陽が真ん中でみますが、
私が観る星読みは地球を真ん中おいています。

星が巡る時間


ちょっと今更の理科の授業のようですが
確認をしておきますと

地球は北極と南極を軸にして、1日で一回転、自転しています。
そして地球は1年かけて、太陽の周りを回る、公転しています。
一年かけて回っているのは地球なのですが、
占星術では逆に見ているということになります。

だから4月21日ぐらいの春分から一年で星座戻ります。
こういう意味での一周という意味です。
そして本当は遠い星ほど円周が大きくなりますから、
一周に時間がかかります。

月=28日、木星=約12年、土星=約28~30年
天王星=約84年、海王星=約165年、
冥王星=約248年

となります。

ですから、例えば
木星が、自分が生まれた時と同じ場所に
巡ってくるのでさえ12年、
土星は30歳過ぎたころに、やっと一周して
自分の生まれた時の土星の場所にもどってくる
と言う形になります。

星がひとまわりして戻ってくるということは


特に土星はこの1巡目人によって違いが出ますが
29歳~31歳ごろにサターンリターンと呼ばれる
この時期が大切な節目
になります。

そしてこの
土星が戻る2回目がちょうどいわゆる還暦、
60歳ごろ
になります。

「2週目、やっと、土星が帰ってきました」
ということになります。

何事にも言えると思いますが、
「1回でわからなかった、でも2回でやっとわかった」
ということがあると思いまうす。
ですからこの意味では60歳で
やっと何かが解ることがある、新鮮です。

それに、天王星を例にとりますと
この改革の星は、新しいことに気づかせてくれます。
そして一周に約84年ですから、
まず、生まれた時の天王星の場所の
180度向かいに巡るにも42年前後かかります。
そしてこれも、よく男性厄年と言われる頃と重なります。
ですから良い悪いではなく大切な時です。

そしてはじめて自分が生まれた時の
天王星の場所に一周して戻ってくる、
一回目のはじめての経験が終わりました、
というのは大体ですが84歳
です。

それより若い方は、そこまでは
経験していないことがあるということになります。

勿論その間に30代、40代、50代と
この天王星が動いていく中で
他の星、太陽や、金星や、火星などに対して
どんな角度をとって進んでいったかで
色々な経験をしてきたことと思います。

自分の人生のプログラムのスイッチが
「はいここから始動ですよ」と
押して言ってくれるのが天王星です。

そこはそれぞれの生まれた時の星が
どんな風に配置されているかでタイミングが変わりますが、
天王星がそこを通るのが初めてなのですから、
84歳までははじめて、まだまだ未知の領域があるということです。

心地よい自分の道に気づくには


そして、この星の動きとは別に
自分でできることとして、
「どうしていけばよいかわからない」と思う時はまずは
やりかけのことや、やり残したことはは片づける
ことをお勧めします。

これにより、一見バラバラに見えても、
一つ一つのパーツともいえる出来事や、
今でやってきたことが、
何となく一つの方向を指していると気づけることがあります。

「こういうことなんだと、実は私は解っていた」という
既に内側にある答に気づく、
「ここに答えがあるよ」と心が知らせてくれる
のは、
こんな断片がそろった時だったりします。

つまらないと思い込んでいるようなものでも、
何でもよいのです、とにかく自分のことを片付ける。
そのために人の世話は少し遠ざけても構いません。

それから原点に帰るというのもいいですね。
幼い頃、何がしたかった、何が好きだった
こんな時うれしかった、これが辛かった、

そんなことを検証するといいかなと思います。

そしてもしかしたら
今回レターをくださったトワさんは
方向が変わる頃なのかもしれません。

もしかしたら、川の流れが変わる所にいる、
曲がり角みたいになっていると先が見えないので
どうなっているのだろうとちょっと心もとなくもなります。
でもそこを曲がってみると、そこを過ぎてしまえば、
すとーんと広くのびのび、見晴らしがよくなるかもしれません。

そして
何していいかわからない、
何が楽しいかもよくわからないし、なんか違う
と思う時は、
とにかく一番好きな事をする、
少しの時間しか取れなくても
それが主流派と言っては変だけど
誰が認めるようなことじゃなくても
独り「ふふふ、面白かった」と笑うようなことで充分です。

ということで、今日は頂いたレターへの
お応えとしての星のお話でした。

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