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30年6カ月ぶり~太陽と月以外の惑星が星座をまたがない2023年9月

2023年9月3日 午後12時34分 金星が留 
翌日 9月4日 午前10時21分から順行 
7月22日以来逆行していた金星前にすすみはじめます。
そして同じく9月4日 午後11時12分 木星が逆行にはいります。

逆行、順行は色々影響を受ける人や出来事がありますと
いつもお話しています。
が、今回は、それよりこちらに注目してみました。

それは惑星が星座をまたぐ、またがないと言う点です。

たいていの時は、一ヶ月のうちに各惑星は動き、
となりの星座や、時にはもう一つ先の星座までも
移動していくことが多いのです。
ですが、2023年9月はそれがないのです。

実は先の8月も少なくはありました。
8月であれば太陽は獅子座から乙女座にうつりましたが
他には、月末27日に火星がやっと天秤座に移っただけです。

そして今申し上げたように、この9月ですが
太陽が乙女座から天秤座に移るのですが、
また、こちらもひと月の間に天空を一周する月をのぞいては、
星座を変えていく惑星がないのです。

音声配信はこちらから

そこで、さかのぼってみました。
ずっと手元にある天文暦をめくっていきました。
すると、今回と同じように
太陽と月以外の惑星が星座をまたがない月は、
1993年3月にまで現れませんでした。
つまり30年6カ月ぶりということです。
多分、わたしの見落としがなければですが。

そこから何がみえるのか

今、お話している惑星とは、
水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星
この8天体に限ることです。

よく「この天体ショーは30年ぶり」などと言われますが、
今回のこれも30年と6カ月ぶりなら
かなりの久しぶり、レアなことだと思うのです。
と、いいながら、
どこでも誰も騒いでいないことが
実は嬉しいのですけれど。

ですから、正直なところ、
いつもの木星が逆行や金星順行開始などより
インパクトがあるような気がしています。

でもだからといって何がどうということも
事例が少ないので言い切れませんし、
影響は人それぞれですから、こちらも断言はできません。

それでも、この星の配置を見ていますと、
探求のチャンスです、と言われている気がしました。

今、太陽は乙女座にいます。
乙女座の分析やストイックさ、研究熱心な時期に、
どの星も星座をまたぐことなく、
その場所でそれをつきつめる
と言う所から浮かび上がるメッセージ。


水星は、逆行中とはいえ本来の乙女座にあり、
その力を発揮するでしょうし、
金星は、順行に転じて華やかな獅子座で楽しんでそれを行い、
火星は天秤座にいて、少し本来の力は発揮しきれないかもしれないけど
冷静に活動・行動ができて丁度よいかもしれないとも思います。

木星は、逆行開始を開始するけれど、どっしり腰を据える牡牛座にいて
同じく牡牛座にいる天王星は、
ゆっくり根本から改革チェックをしようとするでしょう。

土星は、内側や過去を省みながら、
12星座最後の星座らしく、あらゆるセンスを動員して、
次のモノや時代の青写真を描く魚座にいて、
さらには、同じくそこにいる海王星にとっては本来の居場所、
そのイマジネーションを拡大を手伝てくれるでしょう。

そしてさらに既に、山羊座というひとつの時代は終わったから
その後片づけや、フィナーレの準備をするために
一旦もどっている冥王星

例えばこんな風にすべての惑星が、その仕事を徹底的になす、
これは多方面、そしていろいろな意味での
チャンスであるという印象をうけます。

今まで練ってきたことは「是非やってみよう」
そんな気持ちにもなりますし、
「わたしにはこれがあったんだ」と気づいたモノや
しばらく放置していたものも含めて
「さて、本腰いれてみますか」と言う想いには
力をかしてくれそうですし、
また「なりたかった自分になってみよう」
そんな後押しをしてくれそうにも思えます。

ともあれ、とても楽しみです。

さて、あなたは何をしますか?

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