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#136 太陽が蠍座に入るから3分割傾向と神話の紹介/流星群のオリオンと蠍の関係

蠍座特集の時の音声配信の内容です。

2021年10月23日から太陽は蠍座に移動します。
蠍座生まれの皆さんお誕生月おめでとうございました。。


蠍座は黄道12星座の8番目
守護星は冥王星


蠍座はイメージ的に誤解されたり
ミステリアスだったりして憧れられたり
いろんな印象を持たれやすい星座のように思います。

天空に輝く蠍座の中には
赤く光るアンタレスという一等星があります。

アンチアレースつまり「火星に対抗する」
火星は赤いのですが、
それより赤いという意味でつけられたとか。

赤さだけでなく火星の激しさもという所からも
蠍座には情熱と強さがあると
思われてきたのかもしれません。
ちなみに冥王星が発見される前は火星が守護星でした。


蠍座の傾向

蠍座は、直観力が強いとか独自の目的意識や美意識があったり
個性も強いので、他の人に理解されにくいとか
自分も説明が難しいので、
多くを語らない場合があるからか
秘密主義と思われることもあるようです。

でも一旦、垣根がはずれると、
かなり饒舌な方が多いと思います。

あと秘密主義といいますか、一体感を求める傾向が目立つので、
あまり近づきすぎることによって、
自分の思い描いていたものと違ったら幻滅するのが嫌だから、
と言う理由で距離をとる傾向もあるかもしれません。

しかし情には厚い所もあり、
それが情念が強いなんて言わるのかもしれませんが
基本的には同じ水の星座の、
蟹座の家族愛がもう少しつよい程度だと思います。
身内愛や、かけがえのないものを求める
その点が強調されるのかもしれません。

勿論これは太陽がそこにあるというだけなので
蠍座の人がこうですということは
これじゃあ全くわかりません。
ただ一応、少しでも近づくために
星座30度を3分割した傾向についてをお話します。
こちらは音声でお聞きください。

蠍座の神話

これも諸説いろいろありますが、
蠍座はオリオン座に関わります。

丁度、今、10月10日から11月4日くらいまでが
オリオン座流星群がよく見える時です。

そのオリオンを刺して殺したのが
この蠍、大蠍です。

オリオンは狩人だったそうです、
そしてある時、キオス島と言う島の王の娘
メロぺを見初めたんだそうです。

結婚を申し込みましたが、
父である王はオリオンが気に入らなかったので、
この島を荒らしている大きな獅子を退治してくれたら
結婚を許すと言ったそうです。

ギリシャ神話でよくある、
難題をふっかけて亡き者にしよう作戦です。

でもお察しの通り、そんなことは
オリオンにはたやすいことでした。
一応、海の神ポセイドンを父に持つ身です。

そこで、メロぺの父、オイノピオンは次なる手をうちます。

酒宴をひらいてオリオンを酔わせて、
なんと両目をつぶした、そうです。
びっくりですが、神話ってこういうことよくありますね。

一説にはオリオンの方が乱暴をしたから、
というのもあるらしいですが
ともあれ目が見えなくなったオリオンは、
東の国に向かいなおしてもらい、
今度は仕返しに戻ってきます。

しかしその時、メロぺの父は地下にかくれて
逃げおおせまして、オリオンは復讐できませんでした。

そこでオリオンはクレタ島に渡りました。
するとそこには月の処女神アルテミスがいました。

オリオンはこのアルテミスと一緒に狩りを楽しんでいたそうです。
この二人は、良い感じになっていた、とう
別の神話もありますから
もしかしたらオリオンは、つい
格好をつけてしまったのかもしれませんね。

「この地上のありとあらゆる獣を射止められる」と
オリオンは豪語してしまいました。

その時、女神ヘラ(ゼウスの妻)または、
他にもガイア大地の神が、という話もありますが
とにかく、このどちらかが、
「なんという生意気な!」と怒ったそうです。

そして、大蠍を遣わし、
その毒の尻尾でオリオンを刺し殺しました。

そしてヘラが、この大蠍の功績をたたえて
天に昇らせて蠍座になったそうです。

オリオンもオリオン座になってますが、
この神話でもわかるように蠍を怖がっていますので
蠍座が昇るとオリオン座が沈み始めます。

ただオリオンの死についてはもう一つ
アルテミスと彼女のお兄ちゃんアポロンに関する説もありますので
また別の時にお話をしたいともいます。

蠍座の月の過ごし方

ということで今日は蠍座のお話でした。
蠍座生まれの皆さま楽しお誕生月になりますように。

生命や死について飽くなき探求を続ける蠍座とも言われます。
言い換えれば死と再生、そして変容という意味を持つ蠍座のひと月。

自分の内側を見つめながら、周囲との関わりを作っていく
そんな過ごし方ができたらいななんてことも思います。

今日も最後までおつきあいただきありがとうございました。



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