太陽が射手座へ：神話と3分割傾向のご紹介/お誕生月おめでとう
さて今日は11月22日太陽が射手座へと移りました。
射手座生まれのみなさん お誕生月おめでとうございます。
ということで今日は恒例の生まれ月特集、今月は射手座さんです。
射手座は黄道12星座の9番目
多彩なので説明がなかなか難しい星座といえますので
今日はまず神話からご紹介したいと思います。
このお話のイメージは射手座を語るのと似ていると
私はおもっています。よかったらここからおつきあいください
射手座の神話の主人公は
ケイローン、またはキロンと日本語ではかきますが
英語ではカイロンとなります。
今日はケイローンと呼びますが
彼は上半身が人下半身が馬、
一部では同じ半人半馬のケンタウロス族であると
言われていますが、
出生から考えるとこの種族ではないという説を
わたし個人は支持しています。
このケイローンの父はクロノス
原始の空の神ウラヌスの子です。
このクロノスは自分の父ウラヌスを虚勢しました。
そしてクロノスはその後、神託をうけます。
それは息子の一人が自分を破滅させるといううものでした。
これを怖れたクロノスは、
自分の子供が出生する度に飲み込んで行ったのですが
そこをかいくぐって成長しました。
ただ先も少し話しましたがケイローンとは別に
上が人間下半身が馬のケンタウロス族という種族がいるのですが
こちらはゼウスが父と言われたりもしています。
そしてこのケンタウロス族は野蛮で乱暴だとされています。
ただこれは神話の中に隠されたその土地土地を侵攻していった中で
元々暮らしていた民族で馬に乗って牛の狩りをしていたり
山に住んでいたような人たちを、
野蛮で粗野な生き物だと作り上げたという話もあります。
また彼らは馬にのって弓矢を仕えたけれど
そんな形を見たことがなかったギリシャ?ローマ？の人たちは
半身人、下半身が馬で弓矢を持っていると設定したとも言われています。
少し話がそれましたが、ともかく
この同じ体の形でありながら
ケイローンは知恵者であり穏やかな賢者として名高いのです。
かのヘルメスに教育をほどこしたり
ウラノスとガイヤの息子、
或はアポロンの子ともいれわれるアリスタイオスも育てました。
医学や占いを教えたり
あと、アキレウス、あのアキレス腱の由来の神話の登場人物ですが
彼もケイローンに預けられ勇気を与えられ
馬の乗り方や、武術、笛や竪琴を教えてもらって一人前になります。
ケイローン自身が主役の物語は少ないのですが
彼がいたことで多くの神話の英雄が守られ、育てられ
智慧と力をつけていったのです。
ただケイローンは、不死身の体を与えられていたのですが、
最後には、ヘルメスが間違えて放った毒矢に当たってしまいます。
不死身なので死ぬことができずに苦しんだので
不死の体をプロメテウスにゆずって死ぬことができました。
そして、ゼウスがこのケイロンを悼んで
星座にしたと言われています。
また射手座とは別に1977年に土星と天王星の間で発見された
小惑星にこのケイロン、キロンと言う名がつけられていますが、
傷ついたヒーラーと言われる星ですが
また別の機会にお話しできればと思います。
ともあれ、この賢者ケイローンのイメージ、
文武両道、広い知識、高度な教育を授ける
そしてアポロンから音楽の才能ももらっているので
音楽や耳の良さ、そこからの語学へのセンス等も感じられる
それが射手座です。
ジャンル問わず精神性も高く、
その時々に興味がむけられる世界に
矢がとんでいくみたいに、すっとそこに手を伸ばしたり
またこれは私見ですが、
ケンタウロス族と同じ見た目でありながら異質でもあったように、
民族の確執も国境やそんなくくりを、
自分が信じる所があればあっさり超えていく、
違う土地や種族の中にも同じように親しめる、
広い世界も自分の世界になる
そんなワールドワイドな星座かなと思います。
また、旅を象徴する星座でもあります。
守護星は木星、エレメントは火、情熱と直観
柔軟な適応力をもち、自ら冒険に向かいます。
だから逆にその土地や場所を離れることを禁じている環境にいると
とても辛かったり、自らの可能性や適性を封じ込めることもあります。
楽天的で開放的だけど
行き過ぎれば大げさだったり無責任になることもあるし
好奇心と向上心で発展していくけれど、
現実からはなれてすぎると
気まぐれの器用貧乏になるかもとか、
どちらにしてもこれもバランスです。
と、まあいろいろありますが
そうはいってもこれはあくまでも太陽が射手座というだけなので
必ずしもみんな同じ傾向を持つとは限りません。
でもいつもの通り、少しでも近づくために
30度ある星座を10度ずつ、3分割にした傾向をお話しておきます。
こちらは配信でおききください。
ということで今日は射手座のお話でした。
射手座生まれの皆さんがまた1年
心地よい自分でいられますように
心から願っております
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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