物語をつむぐための方法と、物語を映像化する方法は少し違う
頭の中にうごめいている、ストーリー、
まとまりのない断片的なイメージ、
作ってみたい雰囲気・・・
映画、映像作品を作るためのシナリオについての考え方をまとめたいと思います。
シナリオはもちろん、シナリオ講座なんてものも多く出されてますし、シナリオライターという専門職もあります。
シナリオを書くというのは、奥の深い、大変な作業なんですね。
映画の出来も、結局はシナリオ次第、なんてこともあります。
当然、シナリオが完成しないと、映画は作れないんですね。
ただし初心者の方は、「シナリオ」という第一歩でつまずく方が多いです。
僕も専門家ではありません。
でも、映像化しやすいシナリオは書くことができます。
実は、物語をつむぐための方法と、物語を映像化する方法は少し違います。
原作とシナリオが分かれていること、多いですね。監督がシナリオを書いていることも多いですね。
それから、シナリオ担当が、ライター&監督、ということも多いです。
おそらくですが、監督はたいていの場合、多かれ少なかれ、シナリオに手を加えています。
文字での表現と映像の表現は、どうしても違いがあるからです。
だから、ライターの書いたシナリオを、監督は映像にしやすいように書き直していく。
「シナリオの書き方を教えて!」と言われると、僕は次のようにアドバイスしています。できる簡単に一歩を踏み出し、先に進むための方法です。
カルフのシナリオの書き方
1)まず、自分が書きやすいやり方で物語を書く
2)次に、映像化するために書き直す
シナリオは形式にこだわらない。
あなたの書くシナリオは、それ自体は映画作品ではない。
あくまで、映像化するための文字による設計図。
シナリオはいきなり完成するものではない、と考えて肩の力を抜いて下さい。
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