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役者さんの、顔が暗い(初心者の映画制作講座)

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「監督、どうですか?」と聞かれて、

カメラのモニターを確認して「オッケイです」と答える。


これが、監督の仕事です。


さてこの確認。

何を確認するのか、何をもってオッケイとするのか。

監督をやる人は自分なりの基準を持っておかないといけません。


今回は、数ある基準の一つ、照明のお話です。


映画を作る皆さんは、

部屋の中や、レストランなどで撮影することは多いでしょう。


撮影する役者さんの顔をよーく確認して下さい。

うつむいている役者さんの顔、暗くないですか?

楽しい会話をしているはずのカップルの顔が影になってないですか?


座った顔は自然と暗くなるんですね。

なぜなら、照明は上についているから。


顔が暗くなると、どうしても写りが悪い。

だから、下から補助をしてやる。


あまり照明機材が無くても、レフ板が活用できます。

顔の下に置くだけで、簡単に顔に光を当てられます。


しかし。


分かりやすいけれど、あまり強くしすぎると、変になる。

この辺の加減がポイント。

つまり、こういったところを、監督はカメラテストでチェックするわけです。


セリフを見て、

演技を見て、

動きを見て、

照明を見て、

音声を確認して・・・


映画撮影とは、実に多方面に気を配る作業なのです。



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