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映画のスケジュール調整って、飲み会の幹事をぶっ続けで3ヶ月間やるくらいキビしい

「うわあ!予定が合わねーー!!」

数えきれないくらい叫んできました。


役者も集まり、スタッフも集まった。
しかし!
人が多い程、皆の予定を合わせるのは至難の業です。


みなさん、飲み会の幹事をやった経験はありますか?

10人くらいの規模になると、スケジュール調整が大変ですよね。

映画は、これが同じメンバーで2〜3か月続くイメージです。


さて映画。

うまく、プロを目指してる役者を見つけられたとします。

経験も豊富だし、何より意欲が違う。


ところが。

彼らに合わせて都合つく日をセッティングしても、ロケなどの急な仕事が入ったら、キャンセルになってしまいます。


役者は、別の活動とかけもちを始めます。

自主映画は土日祝がメインですから、数カ月間も自主映画だけに専念しろ、というのは土台無理な話です。


そして。

カメラマンは別の撮影も頼まれたりします。

撮影が長引けば、別の遊びの予定を入れるスタッフも、当然出てきます。

こうやってスケジュールがずれ込んで行くのです。

怒っても仕方ありません。

「空いてたらよろしくねー」ってタダで頼んで集めた面々です。

あまり厳しくもできません。

初期段階の映画撮影では、よく起きること。


だからこそ段取りをキッチリと組んで、無駄なくそして速やかに撮影を行う必要があるんです。


ちなみに監督。

予定は100%空けておくに決まってます。

監督に、自由はありません。


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