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初心者は、ネットより書籍の方が断然いい(初心者の映画制作講座)

この記事は、「映画/動画が作れるようになるメールマガジン」の過去のものからピックアップしてご紹介しています。

AI(人工知能)の話題で日々持ちきりです。

どんなに興味ない人でも、テレビ、新聞、雑誌、ネットなどあらゆる場所でその話題を目にしていることでしょう。

ー文字を入れるとイラストを作ってくれる。
ー質問すればスラスラ回答してくれる。
ー動画素材を選べばいい感じにまとめてくれる。

反対派?の人や、否定的な人はよくこう言います。

「質が低い」
「正しくない」

でも、相手はものすごい速さで進化してるんです。
「今」どうかというのは、たいした否定材料にならないでしょう。

また、個人情報の保護についてもさかんに語られます。

ここは開発元にはしっかりしてほしいところですが、こういった技術の進化と普及は止められないと思うんです。

厳密にはAIの範囲から外れるかもしれませんが、映像の世界ではそもそも少し前から、いろんなものが少しずつ変化を遂げてたんです。

例えば、

  • 画像処理ソフトは背景の余計なものを消してくれ、

  • ビデオ会議システムは雑音を下げてくれ、

  • 動画編集ソフトは自動で文字起こしをしてくれ、

  • YouTubeは自動で翻訳してくれ、

  • 音声ソフトがいろんな人の声で原稿を読んでくれ、

  • TikTokは話す人の顔をリアルタイムで変えてくれる。


僕はおおいに興味ある分野なので、積極的にあれこれ検証しているタイプですが、このところ、強く感じてることがああります。

それは、

★初心者の情報源には、書籍が一番だ

ということなんです。

 * * * *

このネットの時代に書籍?
これだけ書店が消えていってる時代に書籍?

はい、そうです。

僕がそう思う理由を3つにまとめました。

【1】的確に指示しないと、いい情報にたどりつけない

なんでも答えてくれるchatGPTが話題ですが、これ、質問の仕方によって回答が変わってきます。

つまり、「上手に質問すること」が求められる
その情報についての初心者には、これができないんです。

ネットショップのAmazonも、初めてログインした人にオススメはできないんです。

その点、書籍は、必要な情報がまとまっています。

【2】初心者は、自分が知りたいことばかり求めてしまう

初心者は、自分が知らないから情報を得ようとします。
そのとき、気になった情報だけチェックしてしまいがち。

でも、それらが自分に適切なものか判別できるでしょうか

バラバラに情報を得ると、レベル感もバラバラになってしまう。
例えば、上はタキシードで、下は海パン、みたいな格好になってるかも。

書籍は、全体を通して、方向性やレベル感が揃っています。
編集者が目を通しているからですね。

著者が誰に向けて書いているか。
チェックするのはそこだけです。

【3】情報がありすぎてどれが適切か困る

情報発信者として強く感じてますが、「これがオススメ」という情報を書くのは楽なんです。

だから、ネット上にはオススメ情報ばかり氾濫する
しかし調べる方にしてみればたまったものじゃない。

動画編集アプリを探すと、
「Aがいい」
「Bがオススメ」
「Cが使いやすい」
「みんなも目的に合わせて選んで使おう」
などと書いてある。

答えになってねーよ!!

書籍は・・・
もうお分かりですね、
情報が選択されて書かれてるんです。


 * * * *

画像生成AIというものがあります。

例えば「スマホでゲームアプリを楽しむワニ」
みたいなお題を書けば、それをイラストにしてくれる。

この画像生成AIは乱立しつつあって、次々といろんなサービスが紹介されてるんです。

こりゃ大変だなと思ったので、僕はさっさと「まとめ本」を買いました。

専門家の方々が適切な内容を順番にまとめてくれている。
1,500円と1時間ほどで、必要な情報だけが頭に入りました。

こんなコスパ、タイパ(*)のいいことありますか?

(*)
コスパ=コストパフォーマンス
タイパ=タイムパフォーマンス

★初心者にとっては、
ネット情報より書籍の方がいい。

この言葉の意味が伝わってきたでしょうか。

ここで、僕の新刊について書かせてください。

先日、4月11日に発売になりました。

『iPhoneでお金をかけずにビジネス動画を作れるようになる本』
(書籍版・Kindle版)


iPhoneなんてどんどん変わっていく。
動画制作だって、chatGPTがなんでもさっと答えてくれる。

そんな時代に、みなさんがこの書籍をめくるメリットは何でしょうか。

僕から2つお伝えしたい。

▼初心者のために、特化してまとめている

初めて動画を作るとき、また企業で動画を作り始めたいとき、一番気になるのは、「お金と質」だと思っています。

これから作るから、できる限り「お金はかけたくない」。
しかし、お仕事で使うビジネス動画だから「質が低いと恥ずかしい」。

この2点を解決するため、初心者に特化してまとめたのが本書です。

お金をかけなくてもこんな風にすればいい動画が作れるというネタがぎっしり詰まってます。

▼初心者のために、全工程のレベルをそろえている

動画制作というのは、企画、準備、撮影、編集、公開・・・と幅広い情報が必要になります。

この本は、全工程を一人の著者が書いてるので、「これは必要」「ここまででいい」という情報が分かります。

また、僕は1000人以上の初心者と面と向かって接してきたので、「ここでこうやりがちです」というあるあるを、そしてそれらの対処法を随所に盛り込んでいます。

とっても人間臭い本になっているのです。


 * * * *

AIは今後も進化を続けるでしょう。

一方で、

人間はたいして変わらない、と思ってます。

僕は20年にわたり、映画の初心者指導をやってきました。

この間、機材やツールは呆れるほど進化してますが、初心者からの相談の本質はほぼ変わってません。

今後も変わらないんだと思ってます。

誰もがつい「すごいテクニック」を探します。
しかし、初心者に必要なのは、いつまでも変わらない基本

その基本を知る本としても、常備薬として手元に置いておいて損はないと自信を持ってます。

全国の書店、またはAmazonなどネット書店でどうぞ!

■iPhoneでビジネス動画を作る新刊です!

僕の30年近い映像制作経験と、20年の初心者指導経験がギュッと詰まってます。
2023年4月11日発売。
書店で見かけたらぜひ手に取ってみてください!!
Amazonでもぜひ!!

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