第1話 これからがアイドルアニメのはじまり

『アイドルアニメ』
それは声豚達の永遠の憧れ。
だが、その全てを視聴できるのは、ほんの一握り……

そんなサバイバルな世界に、
1人の声豚が足を踏み入れていた。


THE IDOLM@STER 第1話 これからが彼女たちの始まり

 
 今回観始めたTHE IDOLM@STERは2011年の作品。シリーズ最初の作品のアーケード版がリリースされたのはそれから約6年前の2005年7月末のこと。アイマス正史世界のアニメ化はこの作品が初となるが、何故か2007年にアイマスはロボットアニメをやっている。(その後にOVAも制作されているので2011年版は実質3作品目となる)

 ロボットアニメ版(XENOGLOSSIA)にもアイドル要素がちゃんとあるようなので観なければならないのだけれども、正直今のところ視聴の優先順位が低い。そもそもロボットアニメが苦手で、あとdアニメストアとディズニープラスにない。U-NEXTやらhuluやらにしかないものは基本的に後回しになる。ちなみにIDOL舞SHOWはAbemaに500円くらい払うつもり。は?

 リアルアイドル史と照らし合わせると、ゲームのリリースから正史のアニメ化までにちょうどモーニング娘。の停滞からAKB 48全盛期が当てはまる。具体的に言うとモーニング娘。のLOVEマシーン発売が1999年。一期生の安倍なつみや飯田香織の卒業、人気メンバーであった辻希美・加護亜依・矢口真里の卒業や脱退が相次いだのが2003〜2005年。その後AKB48が電気街秋葉原を拠点に活動を開始したのが2005年。ヘビーローテーションが2010年、フライングゲットが2011年。

 要は、アイドルのライブに憧れを持ちながらもリアルアイドルは追う気になれなかったオタクたちが今のアイドル声優隆盛時代を作ったのではないだろうか。そして、AKBが改めてアイドルシーンを盛り上げたことでその価値を思い起こさせてくれた。今、こうして自分がアイドルアニメとリアルアイドルを行ったり来たりして語ることができるのはこの一連の、相互的な作用のお陰だと思う。



久しぶりに見た感想


 さて、アイドルマスター1話の感想。

  一度このシリーズは見ているのだけれど、結構色々忘れていたなあと。プロデューサーとして、会話を通じてアイドルをプロデュースする原作ゲームファンへのサービスのように自分視点の声がテロップのように可視化される演出や背景と人物の親和性。あの空間に確かに等身大の彼女らがそこに存在しているような空気感が感じられた。アニメの聖地巡礼はこのアニメが放送している時にも既に行われている文化だが、自分はどちらかというとこういう頭身が現実に近いキャラクターデザインのアニメの方が聖地巡礼のしがいがあると思う。2クール作品だからか、1話のほとんどはキャラ紹介パート。脚本の自然な流れでキャラクターの特徴が表現される。終始、これから何かが起こるような予感を感じさせるような初回だった。

 知ってたけど、いい演出だなあほんと。

 


質問です
あなたにとって『アイドルアニメ』とは?

 もしアイドルアニメを制覇できたら、いつかこの問いに答えたいと思う。


 

 




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