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麒麟です。
いきなりですが、落語のこばなしを1つ。
「ご隠居さん、質問なんですけど、なんでキリンはあんなにも首が長いんです??」
「そりゃ~あれだぁ、頭が高い位置にあるからだ」
「はぁ~、つなぐしかないっすもんね」
実際、動物園とかでキリンを見ると毎回驚かされます。
首長すぎない??
生き残るためにはここまで進化せんといかんのか~、
みたいな。
◇◇◇
ずいぶん前になりますがニュースで、
「脚が異常に短いミニキリン発見」
なる記事を読みました。
その記事によると、ナイロビとウガンダで脚だけが異常に短いキリンが相次いで発見されたんだとか、、。
記事の雰囲気は、
「新種発見か!?」
的なノリに見えましたが、よくよく読んでみるとどうも違うようで、、。
とある専門家によると、新種でもなんでもなく、
・骨の病気で低身長症のため脚だけが極端に短い。
・まだ子供のキリン。
・記事には相次いでとあるが見つかったのは5年間で2頭だけ。
のようです。
ニュースの元となったのは外国の論文のようで、翻訳してニュースになっていく過程で事実が歪められたんだろうな~という例です。
意図的かそうでないかは置いといて、
「事実が間違って伝わる」
こんなことはしょっちゅう起きてるんだろうな~、
みたいな。
それはさておき、、。
◇◇◇
キリンの特徴といえばその長い首。
これは突然変異的に首がちょっとだけ長いキリンが誕生し、結果、長い年月をかけて首が長い一族が増えていった。
ということなのでしょう。
生存競争というと、例えば
ライオンVSシマウマ
と連想しがちかもですが、それは間違いで正しくは、
シマウマVSシマウマ
です。
どいうことかというと、
生き残っていくためにはシマウマの中で一番逃げ足が速くなくてはいけません。
遅かったらライオンとかに食べられてしまう。
なので生存競争とは同種同士の争いなのです。
キリンも元々は同じ種だったものが、背が高いという特性を持ったものだけが食糧確保に優位で、それが生き残った。
今生存している動物たちはその種においての勝者ということです。
生存競争とは同種同士の争い、、。
この世から戦争がなくならんのも説明がつきそうだ。。
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