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ビジネスキャリア検定攻略法

こんばんは、かーすけです。

先日ビジネスキャリア検定マーケティング2級に合格したので、勉強法を紹介したいと思います。

ビジネスキャリア検定とは、中央職業能力開発協会が実施している試験で、多くの企業で受験を推奨されているのではないかと思います。人事や生産管理やマーケティングなど様々分野の試験がありますが、今回は2級マーケティングの勉強法について紹介します。

勉強期間は2ヶ月くらいで、勉強時間は30〜40時間くらいでしょうか。

勉強を始めた時のマーケティング知識は、マーケティングビジネス検定C級に合格しており、基礎的な知識はある程度です。

仕事でマーケティングは担当していないので、その他の知識はない状態でした。なぜ仕事に関係ないのにマーケティングを勉強しているかについては、また別の機会に紹介したいと思います。

試験の概要

試験は、40問を1時間50分で解きます。時間は十分にあり余るのであまり気にしなくて問題ないです。

40問の設問は全て5択の選択問題です。ただ、当てはまらないものを選べという設問も多いので注意が必要です。

それでは、勉強法を紹介します。

1.教科書を購入し最後まで斜め読みする

まず、どんな問題が出るかの知識もなく始めたので、教科書に書いてある所から試験問題は出題されるの基本法則から、教科書を購入しました。

http://www.shaho.co.jp/shaho/shop/detail.php?Bc=96260

結果から言うと、教科書は買わなくても多分合格できます。

でも、心配性なのでまずは教科書を斜め読みします。目次を追うくらいのイメージで3時間〜5時間くらいでさっと一通り最後まで眺めます。

マーケティングビジネス検定C級勉強時の基礎知識があったので、その時の知識とひも付けて、「ビジネスキャリア検定ではこういう分野が出題されるのか」と、頭の中に出題分野をマッピングしていくイメージです。

2.過去問を答えを見ながら何故その答えなのかを考える

教科書を最後まで斜め読みしてから気づいたのですが、ビジネスキャリア検定は公式ホームページで過去問を過去4回分公開しています。

http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/business/sample_test_h28e.html

そして、過去問は繰り返し出題されているので、過去問を完璧にすることが合格への近道となります。

まず2回分(40問×2回=80問)を、答えを見ながら問題を読んで、なぜその答えなのかを教科書やググりながら考えます。考えた結果は、ノートや問題の端っこに書き起こすことをお勧めします。

ここのフェーズが一番時間かかりますが、この「なぜその答えなのか」を考えることが、ビジネスキャリア検定を攻略する上では重要です。

なぜなら、過去問には解答は載っていますが解説は載っておらず(解説集も販売されてますが不要と考えます)、自分でなぜその答えなのかを考える必要があるからです。

自分で解答に至るまでの納得できる論理が完成したら、次の問題に進みます。これを80問繰り返します。

終わる頃には相当過去問に対して理解が深まっているはずです。

3.解答は見ないで問題を解く

次に残りの2回分(40問×2回=80問)を、解答を見ないで問題を解いていきます。ここのフェーズでは自分が勉強した知識を確かめながら、知識を微修正していきます。

ここでも大事なのは、間違えた問題については、なぜその解答になるのかを納得できるまで考えることです。

4.最後の仕上げに4回分の過去問を確認する

いままで過去問をやってきましたが、1回しか解いていないので完璧に記憶に定着できていない可能性があります。

そのため、記憶に定着させるために、再度4回分の過去問を解き直します。解き直しといっても、正直に全て解答する必要はなく、「あ、この問題はこういう理由でこういう解答だったな」と確認するだけで大丈夫です。

ここでは、確認することによって、記憶に定着させることが目的になります。

知識の定着に自信のないテーマに関しては、教科書を読み直して特に図表を頭にいれます。

マーケティングの教科書には図表でまとめられていることが多いように思いますので、2級マーケティングの学習としては、最後の仕上げとして図表を中心に見直すことをお勧めします。

5.試験の日を迎える

ここまでくれば準備万端です。あとは、当日持っていく持ち物を確認するくらいでしょうか。

当日の試験は、思ったより過去問と重複した問題がなかったので時間がかかってしまいましたが、丁寧に見直しをして30分ほど時間が余ったと思います。

おわりに

一番学習する上で重要なのは、「2.過去問を答えを見ながら何故その答えなのかを考える」です。

ここがしっかりできていれば、過去問と重複していない初見の問題であっても、対応できることができます。

ビジネスキャリア検定だけでなく、解答のなぜを考えるのは全ての学習に通じるところがあると思います。

ここまで読んでいただいた方に、感謝申し上げます。

みなさまのお役に少しでも立てれば幸いです。

それでは。


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