秋には映画を、猫と一緒に
ホント言うと
もっと映画を観たいんだけどな
一日に2本とか3本とか立て続けに
カラカラに乾いた目に
時々目薬を差しながら
作品に感情移入して
泣いたり笑ったり怒ったり
考えさせられるなぁ〜
そんな時、神妙な顔した自分が
暗い画面に映って見えて
眉間の深い皺に驚いて
思わず眉頭を揉み始める
もみもみもみ
う〜ん
今のどういう意味なんだろう
よくわかんないから
ちょっとだけ戻して見直してみようか
わぁ〜今のところ
めちゃくちゃかっこいい!
少し戻してもう一回観よう
なんて、なんて… ね
だけど人生はそうは行かないか
よくわかんない時にも
よくわからないなりに前へ進んで
そのうち少しづつ分かってくるまで
時々悩んで立ち止まったり
凄く良い時を巻き戻しも出来なくて
嫌なところを早送りも出来ないけど
一日の終わりに
ロマンチックな音楽も流れて来ない
あ、流そうと思えば流せるね
今日どんな事があったか
天井を見て思い出すの
好きな歌でも聴きながら
"オットーという男"
あゝとてもいい映画だった
猫の頭を撫でながら
瞼を閉じて
エンドロールの風を感じる
さて明日はなにを観ようかな
猫と毛布に潜り込んで眠る
やすきち
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