やすきち

愛すべき犬猫たちと出逢い それまで当たり前に見ていた風景の美しさに気がつき自然や季節の…

やすきち

愛すべき犬猫たちと出逢い それまで当たり前に見ていた風景の美しさに気がつき自然や季節の移ろいに目を凝らすようになりました 天国へ見送った子との思い出や 今過ごしてる日々のことを詩のように文章にして言葉を綴りたいと思っています 現在夫婦と犬と猫2匹 北海道で暮らしています

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自己紹介

はじめまして やすきちです 今から16年ほど前 ブログのハンドルネームを決めようとしたときにパッと閃いた名前です 「吉」という縁起の良い響きが気に入りずっと使い続けているので 時々日常でもこの名前で呼ばれたりしています 現在は犬1匹 猫2匹 そして同い年の主人と暮らしています noteを始めたきっかけは 犬との散歩中にふと頭に浮かんで来た想いや気持ちを文字に残したかった事と 作家の岸田奈美さんを最近知って辿ってみたらここに行き着いたからです 憧れている作家は写真家で

    • 秋には映画を、猫と一緒に

      ホント言うと もっと映画を観たいんだけどな 一日に2本とか3本とか立て続けに カラカラに乾いた目に 時々目薬を差しながら 作品に感情移入して 泣いたり笑ったり怒ったり 考えさせられるなぁ〜 そんな時、神妙な顔した自分が 暗い画面に映って見えて 眉間の深い皺に驚いて 思わず眉頭を揉み始める もみもみもみ う〜ん 今のどういう意味なんだろう よくわかんないから ちょっとだけ戻して見直してみようか わぁ〜今のところ めちゃくちゃかっこいい! 少し戻してもう一回観よう

      • 犬と人生を

        よく、意気込むじゃない 「人生一度きり!」 「楽しく生きよう!」 「たった一度の人生だ!」 「楽しまないと勿体ない!」 「二度と戻らない今日を!」 「今日は今日しかないんだから!」 うん、うん、 だったら無理しないでも 必ず楽しめる方法があるよ 『みんな〜〜! 犬と暮らそう〜!』 … … なんてねw やすきち

        • 霊感ナンバーわん!

          霊感の強い犬【歴代ナンバーわん!】 のはなし ※あ、犬だから1じゃなくてわん! にしたんだろうなと思って貰えたら嬉しいですワン そうそうあの子は 不意によく吠えてました 暗闇とか天井や階段の上を見て 『ワンワンワワワン!』 まぁでも元々よく吠える子ではあったのですが でも理由もなく吠えるって事 犬にはないんですよね よく「無駄吠え」って言ってますが 訳もなく吠える事はまず無いというのが真実で、だからと言って どうして吠えてるかを人間側がちゃんと考えてあげられ

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          動物病院

          うちの犬と猫 動物病院は 苦手で苦手で 「病院には喜んで行くんですよ」 「先生や看護師さんが大好きで」 そんな子達が羨ましくて仕方ない だけどね 私も病院は苦手 特に犬や猫たちの病院は苦手 話せないこの子たちの 代弁をしないとならないから この子達に起きてる何かを 症状や状態や痛みや痒みや いや まずそんな事より どこがいつもと違うのか それを頭の中で入念に整理する 動物病院は総合病院 先生はひとり 病状が内科でも外科でも 耳鼻科でも眼科で

          秋の由無し事

          これを読んでいるあなたは いま季節のどの辺りに居ますか 現在わたしは秋の只中に居て 律儀にそれを書こうとしているところです 木々の葉はすっかり色づいて カサ、カサ、サー、サー、 風に擦れて音をたてています じりじりと暑かった夏が つい先程終わりを告げたせいで なまあたたかい風が吹きつけて来ても もう誰も張り合いもなくなって すっかり気の抜けた顔で こないだ見た空いっぱいの花火の事なんか 思い出したりしています あなたはいまどの辺りを歩いていますか

          秋の由無し事

          Dog -woo- man

          映画を観ました 2日で3本 『ミッシング』 『DOGMAN』 『あんのこと』 あ、この順番が良くなかったのかな もしも逆順で観ていたら、このみぞおちの辺りのドロりと溜まった鈍いむかつきはもっと軽く済んでいたのかな 1本目に感じた「う〜ん…」と 2本目の「う〜〜〜ぅ〜ん」と 3本目の「ううぅぅ〜〜ん〜」 音は全部「う〜ん」だけど、かなりニュアンスが変わってくるもので 音と同時に出す頷きの回数も全然違ってくるわけで だけどひとつ言えるのは どれも素晴らしく見応えの

          ランウェイをゆく

          おしゃれな帽子を斜めに被り 意気揚々と肩で風をきってゆく みんなが私を振り返る いつもと違うのよ、私 得意気に顎をあげて すんすんすん つま先で地面を弾いて ランウェイを歩いてみる その時ひょいっと誰かが 私を抱き上げ 軽々しくキスをして 似合うじゃないの、と笑った もう〜!なんてことするのよ せっかくのちいかわショーが 台無しにゃんだけど! やすきち

          ランウェイをゆく

          朝陽が燦燦

          蕗の葉予報 今日の朝露確率 90パーセント 軽やかにステップ 燦燦 燦燦 露草揺れる おひさま登場 燦燦 燦燦 おはようさん やすきち

          朝陽が燦燦

          試・想像

          noteの世界の自己紹介 読んでみるとその人の経歴とか 趣味とか、家族構成とか 仕事や役割、学生か社会人かとか 私のようにペットと暮らしてるとか 読書が好きとか、映画が好きとか ほんの少しの情報からも 何となく人柄を想像してみたりする でもそれは試しに作り出した人物像で 本人とは似てないかもしれない 例えば自己紹介の中で それまでの人生でなにが起こって その時どんな風に考えて その後どう過ごして来て 今なにをしているのか なんて、そんな説明でもな

          さいごの虹

          今日は朝から小雨が降っていた 犬に合羽を着せ、私は長靴を履いて散歩に出た いつ止んでもおかしくない程の弱い降り 歩きながら見上げた空に 虹 かかるといいのになぁ 何気なくそう思った 虹かぁ 虹といえば… 記憶の引き出しから "虹にまつわる話"を掻き回して探した なかなか出てこない そうこうしてやっと 『にじ』という歌が頭の中に流れてきた ♪にじがにじが 空にかかって きっと明日はいい天気〜🎵 それからペットを飼っている人なら 一度は聞いたり読んだ事

          さいごの虹

          昨日と少し違う海

          気がついたら 目の前は海だった 海へ続きそうに見えても 途中で行き止まりになったり 辿り着けない入り口もあって 遠くに見えてる海に ちゃんと繋がる道っていうのは そう多くはなくて 頭に浮かんだ町の地形に ここは茂みを掻き分けて入る、と 赤い丸印をつけて記憶した 波は静かで 風は穏やかで 今日の海は昨日と違う気がした 海は海なのに ぼくはぼくなのに 昨日とは少しだけ違う気がした その時一羽のカモメが啼いた 違わないよ 違わない 昨日も今日

          昨日と少し違う海

          滝のように注がれる愛

          時々 ふと見下ろした時の 猫たちのあまりの小ささに驚く こんなちいちゃな存在に 私はどれほどの愛を 注いでいるのだろう ドドドドっと轟音をたてながら 滝のような愛が心臓から流れ出て 滝壺まで真っ逆さまに落ちてゆき 叩きつけられた水面で ぐるぐると渦を巻きながら その中心へと吸い込まれていく 渦潮のちょうど真ん中には くりくりおめめのあなたがいて きょとんとしながら私を見上げる するとまたハンドルは捻られ ずきゅ〜んと音をたてる 蛇口から更なる勢

          滝のように注がれる愛

          今頃 ふたりは

          今頃  君たちは 仲良く ふたり並んで 地上を見下ろして 懐かしい日々のことを 楽しげに語り合ってくれてるかな ねえ 覚えてる? あんなことや… こんなことや… え〜っと…うふふ… そうそう…あったあった… あのことも… 覚えてるのかなぁ … … …わ すれて ない よ 「わすれるはずないよ」 「ぜったいに」 「わすれないよ」 「あれも それも」 「どれも これも ぜんぶね!」 ああ そう言うと思った そう言ってくれると 思ったんだ だっ

          今頃 ふたりは

          ご褒美の風

          もやもやとしていた心も ひとたびすーっと晴れ渡る どくどくと身体を巡る大河 地球そっくりに作られた生き物は 目を開けると明るい朝の世界 目を閉じたら闇が覆う夜の世界 瞬きする毎に 太陽は昇り 月が煌めく 地球そっくりな私たち 目の前に広がる景色と ふと感じたこの気持ちに 幸せという言葉を当てはめたら ご褒美みたいな向かい風 地球そっくりなこの体に どこからか吹くその風は 表面を覆う産毛を 柔らかな草のように靡かせていく やすきち

          ご褒美の風

          ポロロン

          音がした ポロロン 誰か泣いてるの? ポロロン 何か落ちて来た? ポロロン ピアノの音かな ポロロン ギターの音かな でも 誰が弾いてるの? ポロロン ポロロン これは雫の滴る音だ ポロロン ポロロン これは木の実が転がる音だ ポロロン ポロロン ポロロン ポロロン そうか ここは音楽の森なんだ やすきち