ゲーム開発で会社に勤める意味はない

流石に言い過ぎかもしれない。
とはいえ、自分が経験してきたゲームプランナーという職種において、あながち間違いではないと思っている。
まずゲームプランナーという職業について簡単に説明すると、プログラマーやデザイナー、サウンドクリエイター等の専門職の人が行う業務以外の全てが仕事である。つまり何でも屋さんである。

別に今回話したいのは、ゲームプランナーって大変なんだよということではない。そもそもゲームプランナーが就職する意味ってなんだろう?というのを転職活動していく中で、色々考え始めたということについて説明していきたい。

まず作りたいゲームが自分で作れるならば作ればいい。という話
ここ数年でデザイナーやプログラマーの職が奪われ始めている。これは特別なスキルを取得しなくてもAIを使えば作れてしまうということが背景にある。そのためゲームプランナーで自分で企画が作れるのであれば、AI使えば作れるのだから作ってしまえという意見である。
また規模によっては個人で作るのが難しいという意見もあるだろう。しかしそれに関しても、だったら起業すれば良くないか?と思う部分がある。つまりゲームプランナーとしての能力があって、特に参画したいプロジェクトがないのであれば、就職する意味はないと思う。

この考えが自分の根底にありながら、とはいえブランクができることに関して社会はあまり寛容ではない。自分が考えるゲームが上手くいかない可能性もかなり高い。
なので就職することの直接的な意味合いはないが、リスクヘッジとしての就職は必要になってくる。また必ずしも全員が作りたいゲームがあるわけではないと思う。またゲームを作成する難易度は遥かに高い。
ブロガー<YouTuber<<<<ゲームクリエイター、このくらい難易度の差はあると思う。まぁYouTuber(動画クリエイター)になるのも昔は難しかったことを考えると、そのうち簡単になってゲームクリエイターという職業が一般化して色んな媒体で「ゲームの作り方」のようなものが量産される未来もそう遠くはないと思う。

少し話がずれてしまったが、良いゲームの企画を作成してそれが売れて飯が食えるようになる。必ずしもこれがベストではない、あくまでも自分の考え方が個人開発によっているというだけである。
まぁ、自分の仕事をすることの意味を考える、この問題は別にゲーム開発者に限った話ではない。
金のために働く、社会に属するために働く、なんとなく働く、そんなゆるい感じでもなんの問題もないのかな?
暇な時間が増えるとよく分からない不安に駆られる、その一種でしかない。


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