今日の本 30
集英社
たいのおかしら
作:さくら ももこ
¥ 1014(税抜¥922)
さくらももこエッセイシリーズの3作品目「たいのおかしら」!!一作目の「もものかんづめ」も「さるのこしかけ」もマイペアレンツの手によってマイハウスの本棚に揃えられております。ちなみに三部作ではないけれど、ミドリの表紙のエッセイ「あのころ」はdouble-bookingにより(?)、2冊ございます。フハハ
ちなみに、子どもの頃サザエさんメイン派だったのでちびまる子ちゃんはお風呂やご飯などの諸々を完了させた時間が早い時には見ることができたという記憶です。(でも記憶にあるから結構みていたのかもしれない。)とてもなつかしい。
<あらすじ>
「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんの日常の出来事や発見などがギュッシリなエッセイ。グッピーの惨劇、小杉のばばあ、父ヒロシなど
例の如く通学の電車で読んでいたのですが、(そういえば「たいのかしら」電車の中で読んでいる人いましたね…はいそれワタクシです。)それは凄まじいほどに笑。それはそれはワライ。笑笑笑。笑みがこぼれ落ちる。本当に面白いです。マスク必須のこの時期だからこそあえて積極的に電車で読んでみるのもいいかもしれません。目元は笑うと思いますが、本当に楽しい本です(幸せな日になると思う)。
全部のお話の後に、「その後の話」が書かれています。本編のその後がちょびちょび書かれており…その後には「あとがき」が書かれており…。最後の最後までももこさん調が充実の展開。爆笑ドッカンドッカンと言うよりも、なんだかわからないけれどずっとたたかれている木魚の音がだんだん面白く聞こえてくる的な感じです。
個人的に一番好きな部分は、父ヒロシのことをただただ酒と魚を食べて生きているだけの男と表現しているところです。なんとなくヒロシと気が合う気がする自分がいるのもポイントなのだと思います。今日夕飯にカツオを食べました。日本酒が最高です。あっ、カツオとかいっちゃって…別に「ちびまる子ちゃん」への当て付けとかじゃないのだけど…。(ヒロシって打ったら変換で宇宙って出てきてカッケェって感じです。)
以前、何となく立ち寄った古本屋でももこさんのコジコジという漫画を見つけて読んだことがあり、今回この本を改めて読み、、、本当に言葉のチョイスが素晴らしくて、、、さくらももこさんと言う一人の人間から、文章や絵という今までこの世に存在しなかったものすごく重要な物体が生み出て、そしてそれを受け取れていることが不思議で、素晴らしいことだなあと思いました。(一文がナゲェ!)
自分もいつか…今はまだ自信を持って生み出せるものがハナクソしかないので、精進していきたいと思います。汚っ
明日も元気に生きていくぞゥッ
今日の本、第30号、たいのおかしら
これにて
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