Special Education Programs

障がいがあったり、特別の支援が必要な児童・生徒にはIEP (Individualized Education Program) があり、教師や専門家がチームで対応します。
私もスクールカウンセラーとして深く関わっていた分野です。

IEPは個別学習プログラムと日本語に訳されるようです。
主にプログラムの管理はSpecial Education Teachers(特別支援学級教員)になりますが、そこに至るまで、また実施には多く専門家の協力が必要です。まず児童・生徒の学習面や生活面においてなにか問題があると,、スクールカウンセラーがSIT(Student Intervention Team)というミーテイングを招集します。主なメンバーはPirnciple (校長)、Special Education Teacher (特別支援学級教員)、Classroom Teacher(担任), School Nurse(スクールナース), Counselor(カウンセラー), School Psychologist(スクールサイコロジスト), Occupational Therapist(作業療法士), Speech Therapist(言語聴覚士), Parents(保護者) から成り立っています。そこで保護者や担任にインタビューを行い、問題を明らかにし、それをどうサポートしていくかを話しあいます。問題の程度によりスクールサイコロジストが様々なテストを行う場合もあります。IEPが必要となった場合は、個人にあったプログラムプランを作成することになります。その児童・生徒はIDEA(個別障がい者教育法)により守られることになりますので、適切な支援を無償で受けることができます。同時に学校は適切な支援を無料で提供することが義務付けられますので、場合によっては個人のサポートとして私のような Paraeducator (パラエジュケーター)と呼ばれる教員の補佐役をする人材が雇われることもあります。

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