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ワタシのシャドーイング練習法③

シリーズ完結編です!第3弾!
最終回、やっとシャドーイングの話をします!

前回に続く内容なので、ぜひ前の2回も読んでみてください🙌

第1弾↓

第2弾↓

前回はシャドーイングをする前の準備、3STEPについてシェアしましたが、
やっと最終回、実践編です。

と言いつつ、シャドーイングの前にもう1つ、大事なプロセスがあるので
こちらを中心にシェアしていきたいと思います。

実際、ワタシはシャドーイングと同じくらい、それ以上に
力を入れている練習・・・
ではいってみましょう!✊🔥

①シンクロリーディングを極める

まず、シンクロリーディングが何か、というと
スクリプトを見ながら音声と同時に発話していく方法です。

なーんだ、簡単じゃん!

と思ったあなた、甘いです。
シンクロリーディングを「する」ではなく、「極める」が
とーーーーーっても大事なポイント!!

0.001秒もずらさないように練習していきます。

今練習中のスクリプト(How to break down barriers and not accept limits)

例えば、6行目にある "It's an uphill battle."

スクリプトを見れば、ある程度英語に親しんでいる方であれば
「イッツァンナッpヒィゥバロゥ」(暗号・・・)
のように読めると思います。
(音の連結フラップが意識できているということ)

でもこれ、実際の音と合わせて読もうとすると、
それぞれのアルファベットの発音の長さが
自分が思ったものと違うってことがよくあるんです。

あれ、もう少しanのaって短いな、とか
pは意外と聞こえるけど後ろのhは掠れてるな、とか

日本語を母語とするワタシにとって
英語のこういう細かい音の長さって、わかっているようで
体現できていないということがよくあるんです。

細かい話をすると、日本語は1音1音「拍」というものがあって、英語はその概念がなくて・・・と説明できるのですが、今日は割愛します。

本当に細かいのですが、この微妙なズレさえもなくすつもりで
シンクロリーディングをしていくと、
自分の発音のクセに気付けるし、
そのクセがあるということは、つまり聞こえる英語もそういうもの
として認識しているので、
知っている単語や、簡単なフレーズを聞き逃さないようになる

というのがこの「極める」の狙いです。

ただ速さに慣れるためのシンクロリーディング、ではなく
よりネイティブの発音に口から慣れる、という意識を持ってみると良さそう。

②やっとシャドーイング!

みなさん、お疲れ様でした。
ここまできたら、やっとシャドーイングに入ります。

ここで気をつけることは2つ。

✅単語1つ1つ拾う練習なのか、フレーズのまとまりを意識する練習なのか、目的を持つこと
✅できないからといって最初から速度を落とさないこと

特に、速度に関して「まずはできる速さで」という方が多いですが、
できなくてOK。

もちろん、目指すは完璧なシャドーイングですが、
その日のスタートよりもうまく言える部分が1つでも増えたら💯!
くらいのゆるさで大丈夫です。

仮に1日1フレーズずつ、うまく言える部分が増えたとして
1ヶ月で30フレーズ分、それだけでも結構十分だと思います。

完璧を求めすぎないことは、継続していくにあたっても
大事なことですね。

③反復!1つの課題を3日ずつ

ワタシのシャドーイングスケジュールはこんな感じです。

1日目:準備〜シャドーイング
2日目:音読〜シャドーイング
3日目:音読〜シャドーイング
4日目:新しい範囲の準備〜シャドーイング
5日目:2日目と同じ
・・・

3日で1つの範囲を仕上げる、というイメージ。

3日というのは、ワタシ的に最低ラインかなと思います。
1日ごとや7日間サイクルも試してみましたが、
継続しやすさや、上達速度も考えると、
ワタシには3日間サイクルが最適でした👏

まとめ

ワタシが最初にシャドーイングの練習を始めたのは
学生時代に留学した際、全くスピーキングができず
授業についていけなかったのをなんとかしたい!!
と思ったのがきっかけでした。

初めはTED talksの"Try something new for 30 days"を使って
とにかくやる!と毎日頑張っていたのが功をなし、

始めてから1ヶ月くらいで、英語が口から出やすくなっているのを
実感できるようになりました。
(あの感覚は、感動しすぎて今でも覚えています😂笑)

当時はイチ学習者として自己流100%で行っていましたが、
英語のコーチとしての知識を身につけて
ブラッシュアップしてきたやり方が
今回3回にわたってシェアしてきたものです。

も・ち・ろ・ん!
このやり方は、今のワタシの英語レベルに合わせているものなので、
初級中級の方にはまたちょっと違ういい方法があります。

また、どんなことにも正解はありません。
ワタシと同じくらいの英語レベルの方でも
この方法があまり続かないな、効果ないなと感じる方もいらっしゃるかと思います。

大事なことは、いろんなやり方の中からまず1つ真似してみて、
そこから自分に合うやり方を模索していく。これに尽きると思います。

という予防線をはりつつ、
今回シェアさせてもらった内容がどんな形でもいいので
何かの役に立ったなら嬉しいです^^

もっと詳しく聞きたいよ〜という方は
いつでもご連絡お待ちしてます😊

KARIN

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