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亡き父の故郷へ

2022年のお盆休み
久しぶりに訪れた実家
親は想像以上に老いてました
老いる現実を初めて目の当たりにした日

その日から親の生活支援と
私達夫婦のやりたい事は後回しにしないで即行動するぞ生活が始まります

父は人に頼るのが嫌
特に子供には頼りたくない人でした

頑固な父を説得しながら
1ヶ月に一度くらい
米などを届けに実家に帰っていたんです

2023年の1月頃から
父が痩せてきてはいたけど
老人ってこんなものなんだろうなくらいにしか思ってませんでした

父が亡くなる2ヶ月前
私達夫婦
父の故郷である長野県に日帰り旅

早朝に家を出て普通列車で松本を目指します

駅そばを食べて松本城に向かいます
温かくて最高に美味しい😋

子供の頃
夏になると父の実家に帰省してました
松本城にも連れて行ってもらった事があります
その時は感動しなかったな
ただ長野の実家に帰ると父が幸せそうな顔をしていたのを覚えています

実家に帰省し
父に写真を見せます

この頃、父は食が細くなり
ソファで横たわっている事が多くなりました
でもまさか2ヶ月後に亡くなるとは想像もしてませんでした

昭和1桁生まれの父は
私にとっては昔の頑固親父という印象
それほど仲良く話をした記憶がないんです

でも写真を見せたら
高校が松本にあったので
よく松本城に行った事

そして四柱神社で結婚式をした事を話してくれたんです

父は懐かしそうに写真を見ながら
思い出話しをしてくれました

ちょっと驚き
私、父のこと何も知らなかった

生まれ故郷が大好きだった父
退職後
1人で電車で実家に行ってました

亡くなる事がわかっていたら
車で連れて行ってあげたかった

今、思う事です

行きたい場所に自力で行ける時間って短いね

私達の松本日帰り旅行
帰りはあずさです

子供の時に乗って以来
久々です

現在、母の介護をしながら
私達夫婦
行きたい場所に行き
やりたい事をして

楽しく笑っていたいなと思ってます

いつも母の介護の事は頭にあるし
旅行前は実家に帰り万全の対応をし
旅行先では毎日、電話するし
母から電話もかかってきます

それでも介護から逃げられないのなら
両方やるしかない

今週土曜日には認知症の検査に行き
出来たら介護付き高齢者住宅を見学できたら良いんだけど

母の介護記録を書きながら
私達夫婦の旅や日常もお話ししていきたいと思います

読んでいただき
ありがとうございました😊

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