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エクセルを使用した指定席の管理法(前編)

ここは、小~中劇場規模の舞台公演(主に演劇)で制作やチケット管理業務をしてきた私が培ってきた事を綴るnoteです。
このささやかな知識で制作者の生産性が少しでも向上されれば幸いです。


以前指定席の管理法を知りたい方はいるのかなと下記noteで募りましたが・・・

思った通りほとんどいませんでした・・。(”好き”して下さった皆様、ありがとうございます!)

しかし、まとめておこうかなと思い書く事にしました。
ほぼ汎用性のない使い方かと思いますで今回は有料にしました。
本当に使いたい方だけご参考下さい。(全2回)

【できるようになる事】
(前編)
・座席図の作成
・配券先を色分けしてて表示
・配券先別の枚数を表示

→座席図を色塗り(のように)すれば、配券枚数が自動的にわかります!
  作成した座席図を使って、プレイガイドに配券が出来ます!

(後編)
・各座席(公演日時+座席番号+配券先)のデータ一覧作成
→これがあれば差し込み印刷を使用してチケットが作成出来ます!(差し込み印刷の説明は致しません)
→販売データと連動してチケット残数がわかります!

これらの事を通じて作業を自動化する事で何よりケアレスミスが減ります。

使用するのは簡単な関数と条件付き書式、少しだけマクロ です。このnoteで既出のものは細かい説明は省略してありますので、わからない方は過去の記事を参照下さい。

座席図の作り方がわかる方は(後編)だけお読み頂いても良いかもしれません。((後編)は(前編)のデータを基に作成していきます。)

100席弱の架空の劇場をサンプルにしていますが、800席程度の劇場でも同じように管理しています。

小劇場はまだまだ自由席が主流だと思いますが、指定席推進派としてはこうした作業自動化の機能を使う事で、指定席管理のハードルが下がればと思っています。

ちょっと手数が多く面倒と思われるかもしれませんが、一度作っておけば劇場が変わっても座席図を変更するだけで対応可能なので便利です。

では、どうぞ。

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