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中学受験を完了させる

子供の中学受験が終った直後のことです。
念願の志望校への進学も決まり、さあ、スッキリこれまでの分を取り戻してやりたいことやるぞー!と思っていたのに、気がつくと受験パパママのブログや受験掲示板を徘徊していたりして、受験生の親をどっぷり引きずっていました。

ようやく自分の中で区切りがついたと感じたのは、自分の体験をブログ記事に書いた時でした。

ここで始めて、
「私、完了してなかったのか」
と気がつきました。

完了とは、「次のステージに入る前に、今いる場所での経験を振り返り、言葉にするとによって、現ステージを卒業する儀式」と考えていただくとわかりやすいと思います。

受験の主役は子供です。
「合格おめでとうございます!」
と言われれば、ほとんどの親が「頑張ったのは子供ですから」と言われるのではないでしょうか。(私もそうでした。)

でも、だからと言って、
親が何も苦労しなかった訳ではないですよね。
たくさんの苦いこと、辛いことをお腹の中にしまい込んできたと思います。

受験が終わっても、その「しまい込んだもの」を抱えたままでは、次のステップに移るには心が重すぎるのです。
これをスッキリと消化する必要があるわけです。

私と同じように
「調子が元に戻らない」
「子供はさっさと次に進んでるのに、取り残されてる感じ」
という中受ママ友の声を聞きました。

そこで、
「私達だって色々あったじゃない?
ちゃんと言葉にしてスッキリして次に行こうよ!」と提案し、ランチに誘いました。

私たちが、「子どものため」だけではなく「自分自身の」人生を歩む上でも、区切りは大切だと思います。
しっかり完了させて、次へ進んでくださいね。


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