見出し画像

目の前で子供がキレていたら

小学校高学年というと10代前半、思春期に入ってきます。感情の振り幅がこれまで以上に激しくなり、コントロールする力もまだまだ未熟です。というよりも、むしろ最大限に吹き出している時期と言っていいのかもしれません。

ムカクツ!( *`ω´) と悪態をつきながら、バタバタ音をさせて宿題を広げているのを見ると、「そんなんならやめちまえ!」と、つい声を荒げたい衝動に何度もかられました。

だけど、感情的になっている相手の影響を受けてこちらも感情的になってもいいことは何にもないんですよね。というよりも、大人が未発達の子どもと同じ土俵に立ってしまうことになります。それはちょっと情けない。

また声を荒げて威嚇するのは言葉の暴力になります。力(パワー)で脅して相手を思い通りに動かそうとするのは健全な関係ではありませんよね。

ネガティブな感情にこちらも伝染する前に

私が人間として器が大きく、どんなネガティブな感情を至近距離で撒き散らされてもその影響を受けずにいられるのであれば穏やかでいられたと思います。でも、私はそこまで人間ができていませんでした。

では、どのように対処したかというと。
娘が癇癪を起こしている間、さりげなく別室に移るようにしました。トイレに行くかのようにさりげなく。表情も変えず、何事も無かったかのように。

たいていの場合、そのまま放っておくと、娘は何事もなかったかのように次の行動へ自分で移っていきます。(でもなんとなくバツが悪いんでしょうね。いつもより口数が多いです(笑))
そして私も、何事もなかったかのようにリビングへ戻ります。

子供も無自覚ながら感情をコントロールする訓練をしているんですよね。
「黙って見守る」ってこういう感じなのかもしれません。

---

そうは言っても、既に自分の感情も沸き起こっちゃった場合はどうするか。
こちらの方が対処がやっかいですが、それはまた別記事で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?