思ったことを忘れてしまう前に書いておく

ヒソカさんの記事を読みました。医師会が利権を守るために脅迫的な事を言い始めた事に対しての記事でした。

これに対して答えてみたいというか、連想ゲームの発想で浮かんだ考えがあるので、忘れてしまう前に書いています。

『ふつうの相談』という東畑氏の書いた本があります。カウンセリング、精神分析といった専門的な相談を精錬スキーム、冶金スキームという視点を使って説明していました。


専門的で理想的な相談という概念があり、それを実現可能なものへ崩していくパターンの冶金スキーム。

世間一般の相談の中から有効なエッセンスを濃縮していくパターンの精錬スキーム。

相談業務に限らず、専門職には当てはまるのでは無いかと思います。医療は知識も技術も高度なものを要求されるものもあるので、『ふつうの医療』はあり得ないのかもしれないですが。
自分の中では原初の医療は医学や看護、シャーマニズムや権威などが混沌とした形で融合していたイメージがあります。

SNSでこれだけ多くの情報か無料で出回ると、医学的知識は専門家だけのものではなくなってきていて、大衆の手に戻っていると考える事もできます。

ただ、大衆の手に戻ると玉石混合してしまい、知識の少ない人はより正しい情報にアクセスしづらくなります。コロナワクチンを受け入れるかどうかであれだけ騒いでいたのを思い出して頂ければわかると思いますが。

大衆の手に渡る良さもありますが、結局アクセス数稼ぎに走る人もいたりしてカオスな状態になることが予想されます。
結局は正しさや有用性を判断するために権威が必要になり、誰が権威を担保するのかと、そこでまた利権が発生するので同じことが起こると想像してしまいます。

良き意思をもって大衆のために何かを成すことがいかに難しいか改めて考えさせられました。

乱文失礼しました。
最後まで見てくれてありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?