『Changes』大きな変化でなくていい。いつかがきっと訪れることを願って。
最近lauvさんの楽曲を聴くことが多い。
夜になると何だかセンチメンタルな気分になりがちだ。
先が見えない将来に対するぼんやりとした不安からだろうか。
そんな人生の命題以外にも
頭の片隅に置いている問題が夜になるとハッキリと浮かび上がってくる。
本を読んだり、バラエティーを見たり。
気をいくらか紛らわせても、布団を被って部屋を暗くすると考え事が浮かんでくる。
そんな時に、よくlauvさんの『Change』を聴く。
「いつまで被害者面しているんだ」と人から言われそうだけれど。
心は癒えることなく、
心は絆創膏を貼って辛うじて形は保っているけれど。
見えない傷や欠けた心は元通りにならない。
所詮、絆創膏が出来ることってどうにか形にみせかけるだけ。
心の疲れはいつとれるんだろう。
割と陽気な方で、人から面白いと言われていた私。
ここ1ヶ月くらいすすんで人に会わない。
気乗りしない。
家に帰ると、溜息と共に部屋にしばらく一人でいる。
心が健康で身体全体で嬉々を表現する人が沢山いるように感じる。
変わりたいけど、昨日と今日を比べて真新しい変化はない。
そんな日々の積み重ね。
誰に相談するということも出来ない感情に『Change』はパズルのピースがピッタリ合うように心にそっとはまる。
着なくなった服は捨てようと思うんだ
髪も切ろうかなって
何だか最近自分のことが好きになれないんだ
お酒を飲むのもやめようかと思ってる
そんなに長く続かないと思うけど
神様がいるなら、
「そうすれば少しは眠れるようになるよ。」って教えてくれそうじゃない?
変化って、今まで慣れ親しんだ嫌な自分とお別れすることでもあると思うから
慣れた自分と別れるのはそう簡単じゃないだろうけど
今は良くなることを願って、
いつの日か良くなっているよ
窓の外に映る天気の良い空を虚ろな目で見ていると
あぁ変わらないと。って思ったんだ
良くなっていく
いつかきっとうまくいくんだよ
歌詞の一部を自分なりに解釈してみた。
この歌の私なりの捉え方。
「変化」を求めているのに、
「変化」ってそんなに早急に感じるものではないから
不安が押し寄せてくる。
そんな時この曲を聴くと、
「いやぁ中々変われないものだよ。
でも良くなるし、うまくいくって思っておこう。
大丈夫だって言い切ることは出来ないけど。
いつかはめそめそするこの気持ちは小さくなっているって。」
今の自分に合った温度感で応援されている気持ちになる。
何度も何度も再生する。
いつか報われる人生になることがシナリオとしては理想だけど。
報われなかったとしても
自分自身が前よりは上手くいっているといえる人生を作るべく、
少しずつ歩こう。