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アシロボ新機能「API」がついたので私でもできるかやってみました。

こんにちは。Tokoです。
アシロボの11月アップデートで「API」機能が登場!!
ということで。
ハンズオンセミナーを受講してきました。

アシロボさんのハンズオンセミナーはユーザー対象でありながら、だれでも無料で1日限定のアシロボライセンス付きで受けられます。
私はこの夏にアシロボチャレンジにチーム参加して、一ヶ月アシロボの日々をおくりました。チームはなんと!!賞をいただけたのですが、すごいのはスタート時のハードルの低さです。
日頃はBizRobo!をメインとして、他のRPAツールも機会をみて触っていますが、アシロボはインストールから一ヶ月でそれなりの形にできたのが驚きでした。それもこれも随所にあったファーストステップへの配慮によるものです。そのアシロボに「API」機能がついた!興味津々でセミナーにうかがって、一晩アシロボと再会してAPIやってみた感想noteです。
※セミナー内容はChatWorkの操作でしたが、Slackで使ってみました。

◯アシロボのAPIコマンドでSlackへ投稿の手順

アシロボを開く。左側の一覧に「API」が追加されている。クリックするとシナリオ(ロボ)に「APIコマンド」追加されます。

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2「WebAPIコマンド」をクリックする。設定画面が開きます。

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Slackに送信するシナリオを作りたいのでメソッドでPOSTを選択。

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Slackへの送信はテンプレートが準備されていました!

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テンプレートを選択すると↓自動的にこうなります。

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青枠の部分=Slackワークスペースのtokenコード、
      投稿するchannelのコード、
      投稿する内容=text  を設定するだけです。
直接入力もできますが、デフォルトは${token}  ${channel}  ${text}となっていて変数から読み込めることがわかります。

5「tokenコード」「channelコード」「投稿文」をWeb APIコマンドの前に変数セット。
(※変数セットは、設定用のコマンドがあり「中身」と「変数名(ID)」を入力するだけです。)

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6これでOK 実行します。↓結果。

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「実験さん」はAPI連携するために私がSlack側に作ったBotです、アシロボAPIコマンドのtextには「こんにちは。」と変数からセットしてので、こんな感じになりました。 Skackの送信は以上で完了。

◯感想


私がアシロボチャレンジで作ったシナリオのひとつに「ドライブの更新状況をSlackへ報告する」というのがあり、その時のSlackへの送信する部分のシナリオが ↓ 送信だけでこれだけコマンドがあります。
slack送信のシナリオ

ショートカットキーでアプリ操作する方法をとっています、何度もデバッグして安定化に四苦八苦した思い出。
それが「WebAPIコマンド」ひとつ(しかもテンプレート)でできてしまう!早い。

といっても、私自身APIに詳しいわけではなく7月ごろBizRobo!で使い方を知ってから調べている程度です。始めたばかりの癖になのですが、単純に 
 ◯無いとできない場面があるから。(人がやればいいのだけど残念)
 ◯無いと安定しない場面もあるから。(安心しきれない)
 ◯無いと複雑な手順になる場面があるから。(わかりやすくしたい)
を理由として、RPAツールで使いたい機能の一つだと思っています。

セミナーでは「アシロボに求めるのはマウスやキーボード操作の代行であり、APIを使うならアシロボを介さぬ方が正確性がある」とのユーザー側のご意見もあり、現場がどの機能をどう使うかはまた別の問題であると思います。便利だから早いからだけでは推し進められませんが、一方でAPI連携がロボの部品の一つとしてあることで、RPA導入1年経過頃から必要にあわせて使っていく道筋も描けると思います。
私自身、未経験からRPAにはいって今ちょうど2年目。2年前の私にAPIなんていったらRPAやってないと思います。
ただ、「簡単」というのはなんだろうか。と。これは教育の現場にいた視点です。

第1に。ファーストステップへのハードルの低さ。
第2に。好きになれる要素。(向き不向きがあるので万人受けではない)
第3に。次のステップがあること。

次のステップにいけばまたステップがあり、視野が広がり行きたい方向がみえてくる、その時またそこにステップがあることです。
最終的には自分で切り開かないといけませんが、そこにたどり着くために用意されるステップがある状態を「簡単」といいます。
教育の話がどこまでRPA(仕事)に適用できるかわかりません、しかし真理です。(対して仕事と教育の違いは成果と有限です。)

RPAツールには設計した側の思いが滲んでいて、どのツールもファーストステップのアピールが面白いと思います、なかでも一番スルスルッと奥にはいりやすい印象がアシロボにあります。ただ少し行き詰まりも感じました。その点については毎月アップデートされるので開放は順次と期待もあり、この度のAPI機能はまさに「来た!」という感想です。

◯テンプレート送信以外もあります。


セミナーでは「アシロボらしいAPI」を今後どうすすめていくかを考えていると応えておられました。現時点のAPIコマンドにもアシロボらしさを感じます。テンプレートは設定のしやすさだけではなく浅学のうちに使っても踏み外さないガードになり、心的負担軽かったです。
もちろん、テンプレート送信だけではありません。
メソッドはプルダウン選択、GETを使ってとってきてたデータをJson取得値コマンドで取り出したり、全てのメソッドの応答ステータスからAPI実行の結果を判定することもできます。

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テンプレートがないものに関しては自由入力で、広く対応できそうです。

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実はもうひとつ実験しました。Incoming Webhookを使う方法。'Content-type: application/json' をkey :valueに設定してJsonで送信をやってみたのですが、「タイムアウト値が整数でない」とアシロボのエラーが返ってきて(しかし整数で設定している)謎のままライセンス期限になってしまいました。また機会があればチェレンジします。問題がどこにあるのか推定できない未熟者です。拙感想を読んでくださってありがとうございました。

Slackのtokenコード、channelコード、APIとワークスペース連携については覚え書としてこちらにまとめています。


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