MicrosoftTeamsタブにHubSpot:3
こんにちは。Tokoです。Teamsのタブを2の記事では全く触れていない。タイトル詐欺ではないかと思いつつ投稿してしまいました。
3の記事はTeamsのタブへのセットと、HubSpotの設定の覚え書です。
Teamsのタブについて
Teams>チーム>チャネル>タブ
タブはチャネルの上部にあり、各チャネルに付随します。複数チャネルのタブに同じ内容を設定もできますが、チャネルが増えると「あのタブはどのチャネルだっけ?」ってなる予感。
チームが増える前に基本方針を設計しておく方がよさそうです。
※常套のタブにはテンプレートも使えるかも?←まだ使ったことがありません。
チームメンバーからチャネルのメンバーを限定する時は「プライベートチャネル」を作ります。注意点として「プライベートチャネル」はチャネル作成時にしか設定できません。Slackのように途中から変更できない。
そうなると最初から全て「プライベートチャネル」にしておくほうがよさそうですが、普通のチャネルと「プライベートチャネル」では、タブにセットできるアプリが変わります。主なものはできますが、私が確認した中ではFormsが使えませんでした。(※共同作成ができないだけ、フォームはURLでタブにセットできます。)他にもあるかもしれません。SharePointの構成も違うかも?
そう考えると、Teams側の思想では「プライベートチャネル」は補助的なもので、メンバー設定はチームの段階が推奨なのだと思います。
HubSpotをタブにセット
HubSpotはチャネル、プライベートチャネル、どちらのタブにもセットできます。以下。タブにセットする方法です。
◯HubSpotの「ミーティング設定ツール」にアクセスします。
このURLをコピーして。
◯Teamsでタブを追加したいチャネルに入り。「+」をクリック
◯タブに追加アプリからWebサイトをクリック(出ていなければ検索する)
◯タブ名「任意(タブの表示名)」URL コピーしていたURLを貼り付け
◯タブの中にHubSpot「ミーティング設定ツール」が入る。
HubSpotの設定
順番が前後していますが、HubSpotと「ミーティング設定ツール」の設定の覚え書。以下。
HubSpotについて。「総合型CRMプラットフォーム」です。無料で機能提供があり、その一つが「ミーティング設定ツール」になります。
(ミーティングツールと同時にCRM機能も無料で試せるとのことなので、この機会に活用してみようかと思うところ。)
◯上部メニューからセールス→ミーティング
◯無料版だと「ミーティング設定ツール」は1つだけ作れます。
一度作った後もこのページから、設定変更可能です。
◯詳細
ミーティング見出し=「ミーティング設定ツール」の写真の下に入る文字。
ミーティング名=予約者メール内のミーティング名
◯設定
場所=Zoomと紐付けしておくと予約時にZoomがセットされる。
招待の件名=自動返信メールの件名
招待の説明=自動返信メールに挿入される文章
※自動返信メールは予約時に送信される。
※自動返信メールにはZoomのミーティングリンク IDが入る。
※メールの発信元(水色枠)はMicrosoft365割当アカウントonmicrosoft.com になっているが、このメールに返信するとMicrosoft365に登録している独自ドメインメールに届く。
◯空き状況
参加可能な時間帯=予約可能時間枠
※この時間枠の中からOutloot「予定表」と重複しない時間が表示される。
予約できる期間=何日先まで予約可能かという設定。
最小通知時間=何日前まで予約可能かという設定。
予備時間=予約が入った枠の前後に空ける時間
開始時間の増分=予約可能時間帯の枠を何分区切りに表示するかの設定。
例:30分→13:00 13:30 14:00 14:30........
感想
既存ツールの組み合わせで、WidowsTeams のタブのMeeting予約を私のMacで管理するという目的にたどり着くことができました。空き時間のお尋ねから始まるやりとりで派生するゲスト様のお手数やお気遣いの軽減にと思っています。
HubSpot を利用することで、確認メールやZoomセットが自動化できたのは収穫でした。
一方、一度の予約回数の制限がないこと。また、予約上限回数をセットできないので、この時間枠の中で一回なら可能という設定はない様子。
予約確定ボタンの名称が「確認」となっていて、「確認」をクリックすると送信されてしまいます、ちょっとドキっとします。
これらは、デメリットというより普段から連絡がとりえる間柄でメールやチャットの代替として使うものであるということでしょう。キャンセルの仕組みもありません。でも無料版でここまで使わせてもらえたら十分です。
既存ツールを組み合わせての効率化はツール自体のポテンシャルを手に入れられる反面、組み合わせ方を探すのには時間がかかりました。
1の記事のトライアル&エラーの③にRPAを使った場合はLPからリンクして使える予約枠も設計できるとも思います。RPAは接着剤でもあるのだなという感想。
どの方法がいいかは、使う場面で変わります。